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ポイント!
痒みは皮膚炎につきもの。アトピー性皮膚炎かどうかを判断するには適切な検査を受けてね。
アトピカのジェネリック。イヌのアトピー性皮膚炎や肛門周囲瘻(ろう)の炎症症状を抑制し、症状の寛解した状態を長期にわたって維持します。
アイチミューン 50mg(30ソフトカプセル)
Ichmune - 50mg (30 Soft Capsules)
販売価格(税込): 4380 円
オリジナル商品名 : アトピカ
製薬会社名 サバ・ベット
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
適応症状 :
アトピー性皮膚炎 肛門周囲瘻(ろう)
商品紹介 :
アイチミューンはイヌのアトピー性皮膚炎の治療薬です。炎症反応に関与している免疫組織の過剰な働きを抑制することによって、症状を緩和し、良好な状態を長期的に維持する効果が認められています。
アトピー性皮膚炎は、遺伝や体質、そして皮膚のバリア機能の低下などの要因が複雑に絡み合って発症する皮膚炎のひとつです。
3歳以下と比較的若い年齢での発症が多く、初期のうちは痒みや皮膚の赤みが断続的あるいは季節的に見られる程度ですが、そのほとんどが時間の経過とともに慢性化し、イヌが体を噛んだり舐めたりすることによる皮膚の苔癬化(分厚くなる)、色素沈着(色が黒ずむ)、皮脂の過剰分泌(脂漏)、そして脱毛などを生じるようになります。
またアトピー性皮膚炎を発症しているイヌでは皮膚のバリア機能が著しく低下していることから、細菌性や真菌性感染症といった二次感染症を併発するケースも少なくありません。
アトピー性皮膚炎は遺伝や体質など、解決が困難な要因が原因となって発症するため、基本的に完治させることが難しいとされています。そのため治療は症状を緩和し、容態の良好な状態を維持することを目的に行なわれますが、この炎症症状の抑制と症状の良好な状態の維持に優れた有効性が認められている治療薬が、免疫細胞の活性化を抑制する作用を持つアイチミューンです。
その有効成分であるシクロスポリンには免疫細胞の活性化に深く関与しているカルシニューリンという酵素の活性を妨げる働きがあり、この酵素によって促進されるシグナル伝達物質、インターロイキンの産生を抑制します。インターロイキンは炎症促進に深く関わる物質であることから、結果的に免疫組織による炎症反応が抑制され、痒みや皮膚の赤みといった炎症症状の発生が抑えられます。
またアイチミューンの優れた炎症抑制作用は、大型犬に発症する炎症性疾患のひとつである肛門周囲瘻(ろう)にも効果があるとされており、その治療用途においても需要が高まっています。
使用方法 :
※下記はアイチミューンのガイドラインです。正確な使用量、使用期間は獣医師の指示に従ってください。
通常、犬の体重1kgにつき5mgを投与します。
体重4kg以上8kg未満の犬:アイチミューン・シー25mgを1カプセル
体重8kg以上15kg未満の犬:アイチミューン・シー50mgを1カプセル
体重15kg以上29kg未満の犬:アイチミューン・シー100mgを1カプセル
体重29kg以上36kg未満の犬:アイチミューン・シー50mg、100mgを各1カプセル
体重36kg以上55kg未満の犬:アイチミューン・シー100mgを2カプセル
・症状の改善が認められるまで使用を継続しますが、一般的には使用開始後4週間以内に効果がみられるとされています。
・使用開始後8週間が経過しても効果が認められない場合には、使用を中断してください。
・アトピー性皮膚炎の症状が効果的に管理できるようになった時点で、シクロスポリンのカプセルは維持療法として2日に1回投与することができます。2日に1回の投与で症状の管理が可能となった場合には3-4日おきに投与することも可能です。
・投与量の調整は獣医師の診断の指示で行なってください。
・シクロスポリンカプセルの効率的な吸収のため、エサの時間の1時間前または1時間後に投与してください。
- この薬の説明書(日本語訳)はこちら
- 獣医師免許取得者、動物病院、試験室、農場などでの使用専用
シクロスポリンのカプセル
アイチミューン・シー
犬用アトピー性皮膚炎治療薬
成分含有量:
ソフトタイプのゼラチン・カプセル、1カプセルにつき:
シクロスポリンIP 100mg
着色料 フェリック・オキサイド・レッド
ソフトタイプのゼラチン・カプセル、1カプセルにつき:
シクロスポリンIP 50mg
着色料 フェリック・オキサイド・レッドとフェリック・オキサイド・ブラック
ソフトタイプのゼラチン・カプセル、1カプセルにつき:
シクロスポリンIP 50mg
着色料 フェリック・オキサイド・レッド
分類:強力免疫抑制剤
臨床薬理学
薬理学
シクロスポリンは、T/ヘルパー細胞とT/サプレッサー細胞の働き、およびインターロイキン-2の産生を阻害することによる強い免疫抑制作用を持つ成分です。シクロスポリンによって造血機能や細胞介在製免疫反応に障害を与えることはありません。体重1kgにつき1日20mgのシクロスポリンの投与を受けている犬において、CD4細胞とCD8細胞の減少は認められていません。またシクロスポリンは、コルチコステロイドでも抗ヒスタミン成分でもありません。
薬理動体
シクロスポリンはそのほとんどが肝臓のチトクロームP-450という酵素によって代謝されるほか、消化管内や腎臓でも代謝されます。
適応:
・シクロスポリンは犬のアトピー性皮膚炎の治療に使用されます。
・シクロスポリンは犬の肛門周囲瘻(ろう)の治療に使用されます。肛門周囲瘻は肛門周囲に起こる炎症や潰瘍、排出膿瘻といった症状を特徴とする疾患で、特にジャーマン・シェパードに多く見られる傾向があります。肛門周囲瘻は免疫介在性疾患のひとつとされています。
・肛門周囲瘻は強い痛みと悪臭を引き起こすほか、手術による外科療法を必要とすることもあります。肛門周囲瘻の治療薬としてのシクロスポリンの効果効能に関しては充分な研究がなされていませんが、シクロスポリンの使用によって症状が緩和されることが示唆されています。
使用量および使用方法:
シクロスポリンの1日の推奨使用量として、下記の詳細に基づいて犬の体重1kgにつき5mgを投与します。アイチミューン・シーは犬のアトピー性皮膚炎の治療薬として使用します。通常、症状の改善が認められるまで使用を継続しますが、一般的には使用開始後4週間以内に効果がみられるとされています。使用開始後8週間が経過しても効果が認められない場合には、使用を中断してください。
体重4kg以上8kg未満の犬:アイチミューン・シー25mgを1カプセル
体重8kg以上15kg未満の犬:アイチミューン・シー50mgを1カプセル
体重15kg以上29kg未満の犬:アイチミューン・シー100mgを1カプセル
体重29kg以上36kg未満の犬:アイチミューン・シー50mg、100mgをそれぞれ1カプセルずつ
体重36kg以上55kg未満の犬:アイチミューン・シー100mgを2カプセル
アトピー性皮膚炎の症状が効果的に管理できるようになった時点で、シクロスポリンのカプセルは維持療法として2日に1回投与することができます。2日に1回の投与で症状の管理が可能となった場合には3-4日おきに投与することも可能です。投与量の調整は獣医師の診断の指示で行なってください。シクロスポリンカプセルの効率的な吸収のため、エサの時間の1時間前または1時間後に投与してください。
投薬作業者に対する注意事項:
投薬後には手をよく洗ってください。
カプセルを誤飲してしまった場合は、ただちに医師の診断を受けるようにし、診断時には取り扱い説明書を医師に見せてください。
使用禁忌:
シクロスポリンを組織異常増殖が認められる犬に使用することは禁忌とされています。
シクロスポリンやほかの成分に過敏反応のある動物には使用しないでください。
悪性疾患の既往歴や進行性の悪性疾患を患っている犬には、シクロスポリンを使用しないでください。
シクロスポリンによる治療の最中や治療前後2週間に、生ワクチンの接種をしないでください。
警告:
シクロスポリンは全身に強力な免疫抑制作用を発揮する成分であるため、その使用によって感染症や組織異常増殖、そして悪性疾患などを引き起こしやすくなることが懸念されています。
人間における注意:
人間用ではありません。子供の手の届かない場所で保管してください。犬に対してのみ使用してください。
妊娠中あるいは授乳中の動物への使用:
妊娠中の犬や授乳中の犬に対する安全性は確立していません。繁殖用の雄犬や妊娠中、授乳中の雌犬には使用しないでください。
授乳中の動物への使用:
シクロスポリンは胎盤を通過し、また母乳中に排出することが知られているため、授乳中の犬における使用は避けることが好ましいとされています。シクロスポリンによる治療を検討している場合は、獣医師がリスク・ベネフィットの評価ができるよう、対象となる犬が繁殖期であるかどうかを報告してください。
副作用:
シクロスポリンの使用による副作用には、嘔吐、粘液性便や軟便、下痢といった消化管症状が挙げられていますが、発現する可能性が低く、またほとんどの場合が軽度であることから、治療の中断は必要ないとされています。
また消化管症状以外の副作用が発現することはごく稀であり、活力の低下、過敏症反応、食欲減退、歯肉過形成、イボ状の病変のような皮膚症状や毛艶の変化、筋力低下、筋肉痛などが見られることがありますが、これらの症状は治療を中断することによって速やかに回復するとされています。
上記以外に気になる深刻な症状が見られる場合には、速やかに獣医師の診断を受けるようにしてください。
過剰摂取:
一回の投与量として使用推奨量の6倍の量を投与した場合、使用推奨量の投与で見られる副作用以外の有害事象の発現はありませんでした。過剰投与に対する解毒剤は存在しないため、治療は症状に応じた対症療法が中心となります。通常、過剰投与によって発生した有害事象は、シクロスポリンによる治療を中断することにで2ヵ月以内に回復するとされています。
商品仕様:
6カプセルが入りブリスターシート。
保管:
乾燥した30℃以下の場所で保管してください。
冷蔵庫で保管しないでください。
子供の手の届かない場所で保管してください。
最終改訂:
2014年4月
動物用医薬品
人間に対して使用しないでください。
動物の治療の用途のみで使用してください。
SAVA VET
Caring for ompanions
製薬会社:
SAVA HEALTHCARE LIMITED
508 G.I.D.C. Estate Wadhwan city-363035,
Surendranager, Gujarat,INDIA
www.savavet.com