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  • 2016年03月23日

  • イヌのおもらし


  • コラム出典:http://vetmed.illinois.edu/pet_column/urinary-incontinence-dogs/
    ABOUT 90 PERCENT OF INCONTINENCE PATIENTS RESPOND TO MEDICATIONS


    失禁の約90%が投薬治療で改善

    イヌが眠りから起きたときに、尿のシミに気付いたことはありませんか?例えばベッドとか?お気に入りの手編みのラグとか?

    もしそうであれば、おそらくそのイヌは尿失禁を患っているのかもしれません。

    尿失禁は無意識に尿を漏らしてしまう状態で、特に避妊手術を受けたメス犬に頻繁にみられる問題です。

    尿失禁の原因は何?
    生まれながらに尿失禁を引き起こす欠陥を持つ動物もいます。中でももっとも一般的な先天性欠陥であり、若いイヌの失禁のいちばんの原因となるのが異所性尿管です。「異所性尿管」とは尿を腎臓に運ぶ管である尿管が、本来であれば膀胱に行くべきところを別の場所に繋がってしまった状態です。

    異所性尿管はイヌの種類に関係なく発症しますが、ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、シベリアンハスキー、イングリッシュブルドッグによくみられ、特にメス犬や診断時の年齢が1歳未満のイヌに多いようです。これらのイヌでは歩行中に尿が垂れたり、横たわっている間におもらしをすることがあり、排泄のしつけも簡単ではありません。

    ほかの失禁の原因は、尿道括約筋機能不全です。この疾患の原因には、椎間板疾患、脊髄変性疾患、外傷などがあり、一般的には避妊手術を行なったメス犬と関係しています。

    尿道括約筋機能不全は比較的よくみられる疾患ですが、異所性尿管はほとんど起こりません。しかし尿失禁の多くの場合は、原因を特定することができません。

    獣医はイヌの尿失禁にどう対処するか?
    失禁の原因を探るために、獣医はまずあなたに状況を尋ね、イヌの身体検査を行ないます。その結果次第では、尿検査、尿培養、血液検査、腹部レントゲン、腹部超音波などの追加検査を行なうこともあります。

    これらの検査の中には、尿管感染やほかの機能障害の有無を確認する検査が含まれることがあります。超音波やX線は、腎臓結石やイヌの尿管の発育程度を測定する助けになります。

    イヌの尿失禁の治療方法は?
    異所性尿管に対しては、ライトのついた細い管を尿道経由で膀胱に挿入し、膀胱鏡下でレーザー治療をすることもありますが、多くの場合では手術が行なわれます。

    尿道括約筋機能不全と診断された場合、治療のために1、2種類の薬が処方されます。一般的にはフェニルプロパノールミンや、エストリオールおよびジエチルスチルベストロールなどのエストロゲンが使用されます。

    もしこの投薬治療が功を奏するようであれば、尿漏れはその数日後もしくは1週間以内に止まります。失禁の約90%は投薬治療が有効です。

    もし薬物治療で効果があらわれない場合は、担当獣医はほかの診断を行なったり専門家を紹介することになるでしょう。専門家は根底にある問題をさらに探し出すために、CT(コンピュータ断層撮影)や膀胱鏡検査など、さらに進んだ診断を提案することもあります。

    状況によっては、尿失禁の治療に手術が必要になることもあります。これらの場合、人工尿道弁が手術により埋め込まれることになるかもしれません。

    尿失禁についてさらに詳しく知りたい場合は、獣医にお尋ねください。