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  • 2017年02月16日

  • イヌの皮膚感染における抗生物質


  • コラム出典: Canine antibiotics for skin infections in dogs
    http://www.vetinfo.com/canine-antibiotics-skin-infections.html


    イヌ用の抗生物質は、イヌの皮膚感染の治療に効果的です。感染の多くはブドウ球菌によって生じますが、ほかにもイヌの皮膚に感染と病変をもたらす細菌があります。これらの原因菌を取り除き、ヒリヒリ痛む患部を治癒するには、正しい診断と治療が必要です。

    皮膚感染向けの抗生物質
    獣医がイヌに抗生物質を処方するのに先立ち、感染を引き起こしている細菌を特定することが重要です。抗生物質の種類は幅広く、それぞれ特定の細菌株に対してさまざまな形で作用します。適切な抗生物質が選ばれない場合は、感染に対する効果はほとんど、またはまったくありません。また場合によっては感染を悪化させることもありえます。

    以下に挙げるのは、皮膚感染治療によく用いられる抗生物質のリストで、皮膚浸透性のよさ、膿や組織におけるバクテリア活性、特定の細菌に対する効果、感染の重度など、複数の要因を基にしています。

    ・ マクロライド(Macrolides)は狭域抗生物質で、グラム陽性細菌に対してもっとも効果的です。この類の抗生物質には、エリスロマイシン(erythromycin)、リンコマイシン(lincomycin)、クリンダマイシン(clindamycin)、タイロシン(tylosin)があります。また投薬(投与)は、使用される特定の薬品に依拠します。
    ・ ペニシリンM(Penicillins M)は狭域抗生物質で、グラム陽性細菌に対して効果的です。オキサシリン(oxacillin)などがあります。
    ・ ペニシリンA(Penicillins A)はペニシリンM類よりも広域の抗生物質で、アモキシシリン-クラブラン酸(amoxicillin-clavulanic acid)などが含まれます。
    ・ セファロスポリン(Cephalosporins)は広域抗生物質で、広範囲の細菌に対して効果的です。セファレキシン(Cephalexin)とセファドロキシル(cephadroxil)のいずれかが、イヌ用抗生物質に使用されます。
    ・ セファロスポリンP(Cephalosporins P)は、ペニシリンとエリスロマイシンとのグラム陽性相乗効果を持つ狭域抗生物質で、唯一のイヌ用抗生物質はフシジン酸(fusidic acid)です。
    ・ スルホンアミド-ジアミノピリミジン(Sulfonamides-Diaminopyrimidines)もまた、幅広い種類の細菌に対して効果的な広域抗生物質です。トリメトプリム-硫酸塩(trimethoprim-sulfate)、バキロプリム-スルファジメトキシン(aquiloprim-sulfadimethoxine)、オルメトプリム-スルファジメトキシン(ormetoprim-sulfadimethoxine)などがあります。
    ・ フルオロキノロン類(Fluoroquinolones)は、すぐれた組織浸透性を持つ広域抗生物質です。エンロフロキサシン(enrofloxacin)、マルボフロキサシン(marbofloxacin)、ジフロキサシン(difloxacin)、オルビフロキサシン(orbifloxacin)はすべて、この類の薬品に含まれます。

    入手可能な抗生物質はほかにもあり、また経口薬以外に注射剤もあります。しかしイヌにおいては効果や吸収に難がある以外に毒性もあり、イヌ科動物への使用はすすめられません。


    感染治療に抗生物質を使用する際、イヌの飼い主が従わなければならないガイドライン、またはルールが4つあります。

    1. 正しい抗生物質を使用すること。通常は獣医が抗生物質を処方しますが、イヌの飼い主の中には、前回の細菌感染の時に使用した抗生物質の残りを使用する人もいます。
    2.正しい投薬を実施すること。薬の瓶にある説明を読み、注意深くそれに従ってください。
    3.抗生物質を使用する際はタイミングが大変重要です。適切な時間に投与することは、イヌの体内のシステムの抗生物質濃度を維持するのに役立ちます。抗生物質の場当たり的な投与は、決まった時間に与える場合ほど効果が出ません。
    4.処方箋どおり全量を使用すること。イヌの病気が完全に治癒するまで、処方された抗生物質を使用してください。これで感染が完全になくなることは間違いないでしょう。