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  • 2017年05月11日

  • イヌの自己免疫性皮膚疾患


  • コラム出典:Autoimmune Skin Disease in Dogs
    http://www.vetinfo.com/autoimmune-skin-disease-in-dogs.html


    イヌの自己免疫疾患の多くは自己免疫性皮膚疾患で、特に乾癬・狼瘡(ループス)・天疱瘡が免疫系介在性の皮膚病の中でも多くみられます。これらの皮膚病は、薬物療法や軟膏療法で抑えることができますが、速やかな発見が必要とされています。

    免疫系
    免疫系とは、病気やウイルスから身体を保護するために構成される、抗体・白血球・化学物質から成る複雑な自己防御機構です。これが多少なりとも損なわれると、体内で検出されるさまざまな物質に反応することがあり、自己抗体を産生して自己細胞を攻撃するようになります。

    自己免疫性皮膚疾患
    自己免疫疾患の多くは、イヌの皮膚だけに発症します。免疫系が自己抗体をつくるため、外傷や斑点、水疱、皮膚乾燥などが生じます。高頻度に起きる主なイヌの自己免疫性皮膚疾患は以下のとおりです。

       * 尋常性天疱瘡: 皮膚病変に発現。  
       * 乾癬: 頭皮に発症することが多く、皮膚薄片剥離や皮膚病変が発現。  
       * 紅斑性狼瘡(エリテマトーデス): 狼瘡の一種で、イヌの皮膚のみに発現。

    アレルギーも自己免疫疾患であり、皮膚にあらわれることがありますが、ほかの諸症状も併発してあらわれます。

    自己免疫性皮膚疾患の原因
    自己免疫性皮膚疾患は原因不明であるため、特発性と考えることができます。予想される原因には以下のようなものがあります。  

       * 遺伝(乾癬は遺伝性の可能性)  
       * ワクチン  
       * 薬剤(ステロイドまたは抗生物質)  
       * 化学物質や環境汚染物質への暴露  
       * 太陽への広範な暴露

    自己免疫疾患の症状
    自己免疫性皮膚疾患では2-3の症状があらわれることがありますが、必ずしも免疫介在性疾患ではない可能性があります。症状には以下のようなものがあります。  
       * 皮膚病変  
       * 口腔やその他の粘膜に潰瘍の形成  
       * 皮膚のかゆみ  
       * 乾癬  
       * 皮膚発疹  
       * 皮膚の異臭

    これらの症状に加え、全身状態の衰弱や関節痛がみられることもあります(狼瘡または乾癬の場合)。

    自己免疫性皮膚疾患の診断
    自己免疫性皮膚疾患は発見が難しく、ほかの予想される病気を除外するために通常は獣医によって多数くのの臨床検査が行なわれます。特に、擦過細胞診検査と自己抗体検査は明確な診断を下すのに不可欠です。しかしながら、イヌが自己免疫疾患を発症していても自己抗体検査が陰性となる場合があるので、獣医が100%の確定診断を下す事ができないこともあります。

    治療選択肢
    自己免疫性皮膚疾患の治療は、活動亢進性の免疫系の抑制や、適切な軟膏療法を行なうことに重点が置かれます。免疫系は、プレドニゾンやプレドニゾロンなどのコルチコステロイドでコントロールすることができ、一方の軟膏療法では、病変や潰瘍を除去するステロイド、またはほかの成分を含有した薬を使用することがあります。さらに必須脂肪酸にも免疫系を治癒するのに有用となるものがあります。