• 2015年01月27日
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  トリのトウモロコシアレルギー

  
  
• コラム出典: Birds Allergic to Corn
  http://pets.thenest.com/birds-allergic-corn-13033.html
  
  食べ物に関していえば、トリは人間とさほどかけ離れているわけではありません。食べることを好み、好物もありますが、時として特定の種類に対してはアレルギーを起こします。トリが持つ潜在的な食物アレルギーについて言えば、その選択肢はすべての食べ物におよびます。おいしいトウモロコシもトリが持つ食物アレルギーのひとつなのです。
  
  野菜を食べる
  新鮮な野菜は、オウムから特定種のハトまで、ペットのトリの食料にとって重要です。トウモロコシはカゴで飼われている多くのトリにとって欠かかすことのできない一般的な野菜で、ビタミンA、マグネシウム、リンの優れた供給源でもあります。またトリの食事でよく見かける野菜には、ブロッコリー、エンドウマメ、サヤマメなどがあります。これらの野菜のすべてにはトリを丈夫にするミネラルやビタミンが含まれているため、彼らには有益です。
  
  トウモロコシに対する潜在的なアレルギー
  多くのトリにとってトウモロコシはよい食べ物ですが、アレルギーの原因にもなります。異常なほどの羽つつきは、トリの世界では食物アレルギーの大きな特徴です。トウモロコシをはじめとする食物アレルギーになると、時として不快な炎症を起こし、それに対処しようと羽をむしるようになります。またこの行為が過剰になると、出血をもたらすこともあります。
  
  原料に細心の注意を払う
  トリたちが知らずのうちにトウモロコシを食べているケースもあり、これによって食物アレルギーになることがあります。トウモロコシは市販のトリ用ペレットの内容物として一般的であるため、もし飼っているトリにトウモロコシアレルギーがあった場合、食べ物を構成している原料をじっくり細かくチェックすることが重要です。ペレットの原料であるトウモロコシやピーナッツは、いずれもトリに不快なアレルギーを引き起こすことがあります。与えているペレットのベースがトウモロコシの場合は獣医師に相談し、同じような栄養構成で、大豆や小麦などが主体の別のエサに換えてもらいましょう。ただし、大豆や小麦に対してアレルギーを持つトリも多いことを覚えておいてください。
  
  獣医師による診察
  飼っているトリがトウモロコシを食べるごとに自分の羽を強く引っ張るようであれば、その問題の根底を知るために鳥類専門医の診察を受けてください。きっと獣医はトウモロコシを与えることをしばらく中止し、それでもアレルギー症状が出るかどうかを観察するように勧めるでしょう。万一、症状が継続するようであれば原因はトウモロコシではなく、ほかの食べ物であることがわかるはずです。獣医に診察してもらうのが早ければ早いほど不快な症状も早く緩和します。この重要な健康問題を放置しないでください。
  
  オオハナインコ(Eclectus Parrots)
  オオハナインコを買っている場合は、トウモロコシに対して特別の注意を払ってください。なぜならこのような南太平洋種のトリの間ではトウモロコシアレルギーが蔓延しているからです。獣医の意見をまず聞くようにしてください。そして必要であれば健康やトウモロコシの入っていないペレットのことなどについても聞いてみてください。