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  • 2017年05月04日

  • ネコに寄生するウマバエ(ウジ)


  • コラム出典:Botflies in Cats
    http://www.petmd.com/cat/conditions/infectious-parasitic/c_ct_cuterebrosis


    ウサギヒフバエ科(Cuterebra)に属するウマバエは、アメリカで発見され、げっ歯動物やウサギに真正寄生します。草の葉や巣に産卵してウジをふ化させ、周りを徘徊する動物の皮膚に這いついて寄生をします。小さなウジはその後、口や耳などの開口部へ入り込んでさまざまな内部組織を移動し、最終的に皮膚内で腫瘤を形成します。成熟したウジは1インチ程の長さで、げっ歯動物やウサギなどの宿主から落下し、土壌の中でサナギになります。

    ネコは、草の葉についたウジと接触した時にウマバエの幼虫に感染します。ネコが葉を揺らすことで幼虫はネコに移り、その後開口部を探して入り込みます。

    北米での発症は季節的で、ほとんどの場合は夏の終わりと秋の初めに成虫(ウマバエ)の動きが活発になります。季節的な影響は暖かい気候ほど少なく、ハエの活動が長くなります。

    症状と種類
    ウサギヒフバエ感染は、皮下腫瘍、または回虫の体内移行による兆候により検出が可能です。その症状には、呼吸器症状の兆候、神経症候、眼の病変のほか、前述の皮膚表面下のウジなどが含まれます。

    呼吸器:
    • 咳
    • 熱
    • 息切れ

    神経:
    • 目まい
    • 旋回運動
    • まひ
    • 失明
    • 横たわり

    眼:
    • 眼の病変 (目の中の幼虫が原因)

    皮膚:
    • ウジが皮膚内に潜んでできる塊は腫瘍とも呼ばれ、そこにウジが隙間を開き、呼吸します。

    原因
    ペットがもっとも寄生されやすく、またウマバエが繁殖しやすい場所は、げっ歯動物やウサギが多く生息している草地です。しかし、生まれたての子ネコなど室内で飼育されているペットでさえ、母ネコの毛に付着した幼虫によって感染する可能性があります。

    診断
    獣医がウサギヒフバエ感染との陽性診断を下す前に、次に挙げる症状に罹患している可能性も考慮に入れてください。呼吸器疾患は、肺線虫のような寄生虫やほかの呼吸器官を移行する幼虫によりアレルギーと診断されます。症状はウサギヒフバエ感染の神経症状に似ていますが、それよりも深刻な結果をもたらす可能性のある病気に罹患している場合は、ウサギヒフバエ感染のための治療を受ける前にその症状を先に考慮しなければなりません。これらの病気は狂犬病、ジステンパー、犬糸状虫を含みます。もしネコの目に病変が起きた場合はより深刻な寄生虫が侵入している可能性があり、永久的な失明につながることもあるため、その可能性を除外する必要があります。
    ウサギヒフバエ感染の兆候は明らかな皮下腫瘍であることから、獣医は即座にウマバエの腫瘍の有無を判断することができるでしょう。

    治療.
    幼虫がある一定の箇所にとどまる段階を終えた場合、それらの幼虫は安全に駆除できます。もし肺に移行したのであれば、コルチコステロイド薬で和らげることができます。しかしながら、寄生虫が現代の医学では治療できない神経の損傷を起こした場合は、安楽死しか方法はないでしょう。

    獣医は、ウジがまだ移動段階のうちに駆除できるような広域スペクトル抗生物質剤を処方するでしょう。処方薬を投与する前にコルチコステロイド薬を投与します。抗寄生虫薬の投与は、ウジの肺中移動が原因と疑われる兆候を軽減し、また中枢神経やほかの組織で幼虫を殺すことが可能です。

    予防
    ウサギヒフバエ感染が原因で皮膚障害が数年間連続してみられることから、ウサギヒフバエ感染に対する長期的な免疫はないように見受けられます。犬糸状虫予防薬を毎月塗布するほか、ノミ成長制御剤の使用、犬やネコのノミ・ダニの局所治療などは、ウジの成長を抑えたり、また開口部に入り込む前の退治に有効です。