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  • 2018年11月16日

  • 初心者にぴったりのペットのヘビは?


  • ペットのくすりやさんのある香港では、冬に滋養をとるためヘビを食べる習慣がありますが、ペットとして飼う人も少なからずいます。場所を取らず音を出さないヘビは、香港の広いとはいえない居住環境に合っているのかもしれません。香港のヘビ事情をご紹介します。

    出典 ポストマガジン Perfect pet snakes for beginners
    https://www.scmp.com/magazines/post-magazine/article/1848865/perfect-pet-snakes-beginners
    ※Post Magazine は香港で発行されている日刊英字新聞South China Morning Postのオンラインマガジンです。
    2015年8月15日
    フェリックス・ペイジ

    ヘビは、抱きしめたくなるようなタイプのペットではないかもしれませんが、興味がある人には飼いごたえのあるペットです。ペット向きヘビのベスト3は、家庭でもっとも飼育されているコーンスネーク、ボールパイソン、そしてガーターヘビです。

    「これらの3種類は比較的買いやすい値段で、世話がしやすい」と語るのは、香港動物愛護団体(S.P.C.A Hong Kong)勤務の獣医であるタニヤ・マスター医師。

    コーンスネークは従順で我慢強く、頻繁にハンドリング(持ったり触ったりしてスキンシップをとること)されてもおとなしい飼育向きの種類なので、初心者にとっていちばん飼いやすいでしょう、と医師。食欲が旺盛で1.9メートルになることもあり、ほかの2種類と比べて少し重さもあります。ボールパイソンは赤ちゃんのように手なずけることができますが、シャイで神経質です。

    さらにマスター医師は、「また彼らは柄が多様で、少し珍しい色になると1万香港ドル(約14万5000円)もします」とも付け加えています。ガーターヘビは3種の中でいちばん小さいヘビですが、ストレスを感じる環境下では、麝香(ジャコウ)のようなニオイがする油っぽい排泄物を、ほかの種類より多く出す傾向にあります。「魚をエサに与えたほうがいいので、エサの面でより手がかかります。またガーターヘビは活発なため、エサを頻繁に与える必要があります」。

    3種類のヘビは似たような飼育環境で飼えますが、エサ、温度、湿度が種類によって異なるなるため、何が必要かを理解しておくことが大事だと、マスター医師は言います。

    ボールパイソンは獲物を絞め殺すヘビなので、小さいげっ歯類をエサとして7日から10日おきに与えます。また陸生で広い場所を好みます。夜行性でシャイであるため、身を隠すことのできる箱は必須です。手荒く扱われたり、環境が変わると拒食になりがちで、新しい環境に慣れるまで時間がかかります。

    獲物を絞め殺すヘビという点ではエサはボールパイソンと似ていますが、コーンスネークの場合はヒナや小さいトカゲを週に1-2回与えます。「森林あるいは砂漠のような飼育環境を用意し、木登り用の枝や大きな枝のある高い木が必要です」と医師。

    ガーターヘビは活発で、小さな魚、ミミズ、昆虫、蛙などのエサを頻繁に与える必要があります。飼育環境は水あるいは森林タイプを用意し、高い湿度と木登り用の枝が必要です。

    すべてのヘビには水が必要ですが、水飲みや水浴びには浅い皿で十分です。さらにタンクが常に適温となるようヒーターと電子温度計のほか、種類によってはカルシウムと免疫促進のために紫外線UV-B(波長 280–315 nm)も必要となるので、その場合はUVライトで補います。

    ボールパイソンは、ハンドリングの時は大人しくなります。
    ヘビ飼育の維持にかかる費用は高くありませんが、自然環境を模した飼育環境の用意、器具、環境に凝ると、初期費用が思いのほかかかります。

    この3種はもっとも一般的な種類であり大人しいですが、個体によっては手なずけられることや、触れられるのを嫌います。「人間に世話をされる環境下ではヘビは40年まで生存できますが、例え本来は野生のヘビであっても、ペットとして飼われたヘビを再び野生の環境に返すことはできません。飼い主は最後まで世話をしなくてはならない、という点も含めてよく考慮してください。生半可な気持ちで飼うことはできないのです」。

    動物保護基準に従い、ペットのヘビには死んだ動物をエサとして与えますが、多くの場合はヤウマティ(油麻地/九龍半島にあるエリア)の爬虫類を扱う店で買うことができます。

    よい環境と健康を維持するための管理方法は、種類によって異なります。
    「健康問題のほとんどは、不適切な居住環境やエサによって起こります。世話を毎日する必要がないペットにとって、病状がかなり進行するまで病気の兆候が飼い主に気づかれないことが多いのです」とマスター医師。日々の世話は必要ありませんが、タンクは毎週掃除をし、排泄物はすぐに取り除いて、毎日新鮮なエサと水を与えてください。

    ヘビを買う場所についてマスター医師は「野生で捕獲されたものは絶対に買わないようにアドバイスしています。ペットショップから購入する場合、その個体がどこから来たのかを知ることが難しい上、おおむね悪環境の中に閉じ込められているのです。ペットショップではなく、当センターのような里親募集機関や、きちんとした基準で育てているブリーダーから買うことをお勧めしています」と言います。
    また彼女は、ヘビを大切に扱い、ほかにペットを飼っている場合は彼らにもきちんと紹介すべきであるほか、人を驚かすためには絶対使わないように、とも語っています。