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  • 2016年11月02日

  • 運動の前に鎮痛剤?


  • コラム出典:Pain Relievers before exercise? Think again.
    http://www.petmd.com/blogs/dailyvet/2009/September/03


    私は、年を取ったイヌが新たに運動療法を始める際にNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)をよく処方します。大きなイベントの前に、ほとんどの運動選手がこの種の鎮痛剤に頼っており、運動選手の間でNSAIDsのひとつであるイブプロフェンは、頭文字のIを取ってビタミンIと呼ばれています。

    ペットのイヌやネコに痛み止めとしてイブプロフェンを与えることはきわめて有害な方法であり、決してお勧めできませんが、メロキシカムやカルプロフェン、そのほかのNSAIDsはペットへの使用が認可されている鎮痛剤であり、激しい運動の前に炎症予防のために用いられることがあります。

    NSAIDsを人間に投与すると炎症の予防に役立つことが明らかになっているので、それをペットに応用するのは妥当に思えます。というのも鎮痛剤が与える効果は、人間と動物の間で違いがあるとはいえ、その差はわずかなものなのですから。

    しかし、私はペットの炎症予防のためにNSAIDsを提供するのをやめました。ニューヨーク・タイムズのウェブサイトに掲載された研究記事を読んで、運動前の鎮痛剤に対する考え方がすっかり変わってまったからです。参考のため研究結果の抜粋を下記に示します。

    「生理学者のデビッド・ニーマン氏は、運動選手らに血液検査を行なった後、ウルトラマラソン選手の中には生理ストレスを自ら進んで増加させている選手がいることに気がつきました。競技前と競技中に市販のイブプロフェンを常用していたマラソン選手は、抗炎症薬を服用していない選手と比べると競技後により多くの炎症が見られ、免疫系が過剰反応するといった症状がみられました。またイブプロフェンを使用していた選手には、軽い腎機能障害の兆候と、競技の前後に細菌が結腸から血流に漏れ出す内毒素欠の症状が低レベルで見られました」。

    手術の前に行なわれる痛覚伝達経路のワインドアップ現象の予防が非常に重要であるように、痛みを予防することは鎮痛法の要です。しかし少なくともニーマン氏の研究結果が示しているように、激しい運動をする際の鎮痛剤としてNSAIDsはその効果をあまり発揮していないようです。

    結論として、今のところ競技に参加、もしくは激しい運動をしているペットや年を取ったペットを飼っている人は、このことを肝に銘じておいたほうがいいかもしれません。したがって鎮痛剤は、運動後に筋肉がこわばったり、苦痛を感じたりしてやむを得ないときのみに使用するのがいいでしょう。