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  • 2014年05月15日

  • 鳥の基本: インコの正しい飼育


  • コラム出典: Bird Basics: Proper Parakeet Husbandry
    http://vetmed.illinois.edu/petcolumns/petcols_article_page.php?PETCOLID=2563&URL=0


    鳥を飼おうと思ったことはあっても、それにはどんなことが伴うのかまではわからないのでは?

    「インコはとてもおりこうなので、初めてペットを飼う人にも最適です」と語るのはイリノイ大学アーバナ校獣医教育病院の獣医であり、鳥類医学の資格を持つケネス・ウェル医師。「しかしながら飼い主は獣医医療も含め、ペットを適切に扱わなければいけません」。

    インコは、小型種、インコ目に属する長尾種など、知られているだけでも100以上の種類がいますが、一般にインコと言えば特定タイプのセキセイインコを指します。セキセイインコはオーストラリア原産で、それ以外の種類のインコはアフリカ、アジア、南・中央アメリカ原産です。平均寿命は約7年で、時には10-15年ほど生存することもあります。

    ウェル医師は「インコを選ぶときは、すべての群れを観察してください」と言います。「なぜなら、病気にかかっているように見えないからと言って、病気ではないとは言えないからです。健康な鳥の姿勢はまっすぐで、また活動的でよく鳴くほか、滑らかな動き、適度な硬さの比較的乾燥した排泄物が特徴です」。

    インコはとても社交的な動物で、ペアやグループになる傾向があります。鳥が小さな群れを成すことは、一匹でいるよりもいいことなのだと考えられます。しかしながら人間への依存がほとんどないため、群れでいるインコを手なずけることは容易ではないでしょう。

    市販のエサにはインコに必要な栄養素が含まれています。タネを与えてもかまいませんが、少量にとどめて1日にティスプーン4杯以上は与えないようにしてください。炭水化物をあまり含まない野菜や葉野菜は問題ありません。また産卵時期でない限りは、カルシウムを補給する必要もありません。

    鳥が中で飛べることができるほど充分に大きいカゴが理想的です。止まり木から止まり木へと移れるように、高さよりは横幅のあるカゴがいいでしょう。またカゴの扉は手を中に入れやすい大きさのものを選んでください。

    鳥カゴは掃除しやすく、また鳥が排泄物で汚れないように底が針金格子のあるものにします。針金格子のカゴの底には、通常は新聞紙を敷き詰めます。底が針金格子でないタイプのカゴを使用する場合、底にケアフレッシュ(ほとんどのペットショップで購入可能な柔らかい底敷き)を置くことをウェル医師は勧めています。ケアフレッシュを使用する際は、排泄物は毎日捨ててください。

    囲いを掃除するときは、食器用洗剤など洗浄力の弱い液体クレンザーを使用してください。ペットが病気のときは殺菌用としてかなり薄めに作った漂白剤と水を混ぜた液を使用することができますが、鳥をカゴに戻す前にこの希薄液が残っていないことを確認してください。

    インコがよくかかる病気には胃腸内寄生虫(ペットの飼い始めには、獣医による便検査を受けてください)、真菌感染、オウム病(微生物が原因で発症し、人に感染することもあります)、ウイルス、腫瘍などがあります。

    オウムが逃げてしまわないように羽をクリップすることもあります。クリップとは風切り羽の下半分を切り整えることで、いわば鳥の散髪のようなものです。

    羽をクリップされた鳥は比較的早く、簡単に手なずけることができます。しかしクリップの際に羽を傷つけてしまうリスクがあり、すると鳥は健康的な動きができなくなってしまいます。したがって、鳥の羽のクリップは獣医と話し合って決めるのがいいでしょう、とウェル医師はアドバイスしています。

    猫や犬のように、オウムもおもちゃ遊びを好みます。例えばベルの下に頭を置いてその響きを楽しんだり、特にオスは鏡が好きなようです。また段ボールや柔らかい木など、噛むことを楽しみます。

    オウムは本能的に人間をおそれる傾向にあり、人工飼育以外はほとんどの場合で人間の存在が頭に叩き込まれることはありません。ですからこれらの鳥をしつけるときは、正の強化としてエサを与えることによるしつけをウェル医師は推奨しています。人間の手からタネを与えるようにすれば、人間の相手をすることでエサがもらえる、ということが関連づけられるようになるでしょう。

    オウムはおしゃべり好きでたくさんの語彙を持っており、中でもオスは生物学的に発声欲求があるため特によくしゃべります。

    猫や犬のように、鳥も毎年獣医師の検査が必要ですか?ウェル医師によれば、毎年検査のために鳥の専門医に診てもらうことはいいことだと言います。

    「ペットを飼い始めてできるだけ早い時期に獣医のもとを訪れることは特に大切です」とウェル氏。「獣医は飼い主にペットについていろいろと教えてくれ、またペットが健康でいるための適切な飼育方法を教えてくれるからです」。

    さらに詳しく知りたい場合は、担当に獣医にお尋ねください。