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副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)

腎臓の近くに位置し、ホルモンを産生する臓器である副腎皮質の機能が亢進した状態です。主に6、7歳以上の高齢のイヌにおいて発症し、副腎皮質ホルモンが過剰に産生されることによる多飲多尿、多食、左右対称性の脱毛、腹部膨満、筋肉虚弱といった症状が現れます。なお、イヌの発症率はヒトやネコと比較すると圧倒的に高いことから、イヌの疾患のなかでも重要なものとして位置付けられています。


■詳細
副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)の症状は、鉱質コルチコイドと糖質コルチコイドといった副腎皮質ホルモンが体内に異常に多く存在するようになることでもたらされます。副腎皮質ホルモンは糖やタンパク質を代謝することによるエネルギー利用や、正常な血圧の調整、そして電解質バランスの保持などの働きを持ち、生命維持に欠くことのできない役割を果たしています。しかし過剰分泌によるバランスの崩れは、逆に代謝異常による高血糖や糖尿病、肥満、異化の亢進による皮膚の異常、そして免疫反応の低下による易感染性といった弊害をもたらし、多飲、多尿、多食、皮膚の菲薄化、左右対称性の脱毛、肥満、腹部膨満、筋力低下といった症状が現れることもあります。

イヌにおける発症のほとんどは、副腎皮質ホルモンの生成・分泌に関与している副腎や下垂体といった部位に形成される腫瘍によるものです。腫瘍の形成される部位によって、副腎性副腎皮質機能亢進症と下垂体依存性副腎皮質機能亢進症に分類されますが、イヌにおいては後者が8割以上を占めるとされています。
また過度の、あるいは長期間のステロイド剤の使用が、医原性の副腎皮質機能亢進症の発症へとつながることもあります。

副腎皮質機能亢進症自体は命に関わることは少ないとされています。しかし、適切な治療をせず放置することによって糖尿病や高血圧、それにともなうっ血性心不全といった深刻な症状を引き起こすこともあるため、注意が必要です。

■対処法
内科療法、外科療法、放射線療法などがあります。
内科療法は第一選択として用いられている治療法です。機能の亢進している副腎皮質の細胞を破壊、副腎皮質でのホルモン生成過程を阻害、そして副腎皮質を刺激して副腎皮質ホルモンの産生・分泌を誘発する副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌の抑制など、過剰分泌されているホルモンの生成を薬で抑えることによる症状の改善を目的に行なわれます。いずれも一生を通じての投薬が必要となり、またホルモンに作用する薬であることから使用中には定期的にホルモンの値を測定することとなります。 

外科療法は、腫瘍の形成されている副腎や下垂体を除去することによる治療法です。特に薬物による内科療法が効果的でない場合の副腎依存性副腎皮質機能亢進症においては第一選択とされることが多いようです。しかし、これらの器官を除去することにより生体の維持に必要不可欠であるホルモンが生成されなくなるため、ホルモン補充療法が必要となります。

放射線療法は、放射線を用いて腫瘍が認められた下垂体を破壊することで症状を改善する治療法です。特殊な機材を必要としますが、設備の整っている動物病院が少ないことから、一般的には行なわれていないようです。

■その他
副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)を含めた内分泌疾患は、発現する症状がさまざまであるために異常に気付くことが遅くなり、また高齢の動物における発症が多いことから老化現象のひとつとして見過されることが多々あります。
これらの病気を発見する目安のひとつに、水の摂取量が挙げられます。いつもと比べて水を飲む量が異常に多い場合は何らかの病気が潜んでいることが考えられるため、日頃から動物の飲む水の量を把握しておき、変化がみられた場合には動物病院での診断を受けることが勧められています。

また、副腎皮質機能亢進症はステロイド剤を使用しすぎた場合や、長期間にわたって使用することで発症することもあります。このような医原性の副腎皮質機能亢進症は、ステロイド剤の使用の中断によって改善することが多いようです。

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