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甲状腺機能亢進症

のどの奥にある甲状腺という内分泌器官の機能が亢進し、身体の発育や組織の新陳代謝に関わっている甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるようになる病気です。特に高齢のネコによく見られる疾患のひとつで、体重減少、食欲増加、多飲多尿、活動亢進、興奮などの症状が現れます。今まで以上に活動的な様子がみられるため、病気であることに気付かれにくく発見が遅れがちですが、症状の進行に伴い多臓器障害が引き起こされ、重篤な状態となりうることから注意が必要です。


■詳細
甲状腺という内分泌器官の機能が亢進することにより、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるようになる状態です。甲状腺ホルモンは身体の各臓器の働きを調整する作用を持つホルモンで、その過剰分泌は身体の各臓器におけるエネルギーの消費とその機能を異常に活発にし、一般的に体重減少、食欲の増加、多飲多尿、下痢、嘔吐、活動亢進、攻撃性といった症状をもたらすようになります。
甲状腺機能亢進症の恐ろしさは、過剰な甲状腺ホルモン機能の作用により過活動状態の続いた臓器が疲弊してしまうことにあります。その影響を特に受けやすいのが、過活動になっている臓器に酸素を供給する役割を持つ心臓や呼吸器などの臓器で、症状が進行すると頻脈、呼吸困難、過呼吸、そして心肥大などを生じることとなり、場合によってはネコの余命を縮める要因にもなります。

この甲状腺機能亢進症は、人間においてはバセドウ病として知られている病気です。しかし、人間のバセドウ病の発症原因が自己免疫疾患によって引き起こされ、20代から30代といった若い年齢層において発症する傾向があるのに対し、ネコの甲状腺機能亢進症は甲状腺腫過形成や甲状腺がんなどによる甲状腺の肥大が原因であるものがほとんどで、高齢のネコに多く発症する傾向があるのが特徴です。また体重が減少するにもかかわらず食欲が増加したり、過活動になることなどから、なかなか発見されにくいという点も特性のひとつとなっています。

【症状】
・食欲があるにもかかわらず体重が減少する
・食欲増進
・下痢、嘔吐
・多飲多尿
・活動亢進、落ち着きがなくなる
・性格の変化(よく甘えるようになる、神経過敏、攻撃性など)
・食欲減退
・活動減少
・脱毛
・過呼吸、呼吸困難

■対処法
内科療法、外科療法、そして放射線療法の3つががあります。

内科療法では、甲状腺ホルモンの生成、分泌を抑制する作用のあるメチマゾール(チアマゾール)、カルビマゾール、プロピルチオウラシルといった抗甲状腺薬を毎日投与します。安全性も高く、効果的に症状をコントロールできることから、現在ではもっとも一般的に用いられている療法です。ほとんどのケースにおいて投与開始から3週間程度で甲状腺ホルモン分泌量が正常値にまで下がり、症状の悪化を食い止めることができるとされています。ただし、内科療法は症状を抑える対症療法であるため、薬の投与を中断すると再び症状が悪化することから、生涯を通じた投薬が必要となります。

外科療法は、手術によって甲状腺を切除する療法です。切除はのどの気管の両脇に存在している甲状腺のうち、肥大が認められる片側のみを切除する場合と、甲状腺すべてを切除する方法があり、いずれも成功すれば完治に繋がるとされています。しかし甲状腺は副甲状腺というカルシウムの代謝に関わっている別の内分泌器官に囲まれているため、この副甲状腺を損傷することなく甲状腺を切除することは難しいとされていることから、技術、経験の伴った獣医師による手術が必要とされています。また、この病気を発症するネコのほとんどが高齢であることから、ほかに腎疾患、肝疾患、そして心疾患などを併発していることも少なくなく、手術に高いリスクを伴うことから、外科療法が不可能となる場合も少なくないとされています。

また、放射性ヨードの注射剤などを用い、甲状腺内の異常に亢進した細胞を破壊することによる放射線療法がありますが、この療法は設備などが整った動物病院が少なく、また安全性においても確認がなされていないため実際にはほとんど行なわれていないのが現状です。

■その他
ネコの甲状腺機能症の内科療法で最も大切なことは、抗甲状腺薬の投薬を生涯続けることにあります。しかし、投薬を嫌がるネコが多いことや、症状の改善が認められた時点の飼い主の自己判断などによって投薬が中断されることが珍しくなく、結局症状の再発、悪化を招くことも珍しくありません。

このような状況から、近年、甲状腺ホルモンの成分となるヨウ素をほとんど含まない特別療養食が開発され、甲状腺機能亢進症の新しい治療方法として多くの関心を集めています。ただし、この特別療養食は、ネコが食べ物から摂取するヨウ素の量を低く抑えることによって効果を発揮するものです。療養食を用いた治療をする場合には獣医師の指示を厳守して療養食のみを与え、、療養食以外の食べ物やおやつを与えてしまうと、それらの食品からヨウ素を摂取することが無いようにしてください。

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