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血管肉腫

血管肉腫は、血管内皮由来の細胞が腫瘍化することによって起こる悪性腫瘍です。血管肉腫は、中年期から老年期の大型犬に多く見られるガンとして知られています。発生部位は脾臓や心臓の右心房、皮下組織、肝臓などに多いといわれていますが、その他の部位にみられることもあります。


■詳細
血管肉腫は、血管さえあれば場所を選ばずに発症するガンの一種です。
血管内に発症するため、転移もしやすい病気です。
血管の内側の細胞がガン化する状態を血管肉腫と呼びます。

イヌはほかの動物と比較しても発症率が高いことでも知られていて、皮膚や骨を始め、心臓や脾臓などに多く発症すると言われています。心臓に腫瘍がある場合、ほぼ8~9割は血管肉腫であり治療をしても再発率が高いことから完治が難しい病気と言われています。

また、脾臓や肝臓の腫瘍が大きくなっていた場合、最終的にお腹の中で破裂し、大出血を起こして死に至る場合もあります。

血管肉腫は、以下の3タイプが知られています。

皮下血管肉腫:

このタイプは、皮膚のしたであれば場所を選ばずに発症します。

皮下血管肉腫の多くは触るとコリコリとした感触で知ることができますが、場合によっては腫瘍が柔らかいこともあります。

真皮血管肉腫:

真皮血管肉腫は皮膚に現れます。

特に体毛の少ない部分に多く発症することで知られ、皮膚が赤っぽくなったり黒っぽくなったりします。

内臓血管肉腫:

このタイプは先述したように心臓や脾臓などによく見られます。

心臓の場合は右心房に見られるケースがほとんどです。心臓に発症すると、水が溜まって呼吸困難や咳などの症状が見られ、最悪の場合心不全を招きます。脾臓で発症した血管肉腫は、肺や肝臓などへの転移率も高いタイプです。
腹痛や下痢、嘔吐などの症状を引き起こし、大きくなった腫瘍が破裂したりすると失神や痙攣を起こし、死亡に至るケースもあります。

■予防

血管肉腫の予防や対策としては、原因とされるものについて飼い主側でできることがあります。

紫外線・外傷を防ぐ: 

紫外線や外傷による血管肉腫を発症を防ぐため、散歩へ行く時は服を着せる、紫外線の強くない時間帯に散歩をする。

免疫力を上げる: 

常日頃から免疫力を上げるように気を付けることは予防の一環になります。血管肉腫を発症してしまった場合でも、免疫力をつけておくことはとても重要です。食事をとれるようなら免疫力を高める食材を与えたり、抗酸化作用のあるフードを選ぶことも重要です。

日光浴をすることで、体内にビタミンDが生成され免疫力を上げることができます。愛犬の体内時計も正しく調整されるので、良質な睡眠をとることができるようになります。注意する点は、あまり長い時間日光浴をさせないこと。紫外線を浴びすぎるのもよくありません。熱中症にもなりやすいので気を付けましょう。

■対処法

皮下及び真皮における血管肉腫は、外科的手術によって切除という方法を取ります。
また、内臓で発症した血管肉腫についても、単発性のものであれば手術によって切除します。

ただし、中年期や老年期に多く見られる病気のため、犬の体力が手術に耐えられないこともあります。加えて病気が進行してしまうことで手術では切除できない場合もあります。

その際は薬物療法や化学療法という治療を行います。その場合は、抗がん剤投与などが一般的な療法となります。抗がん剤は著しく体力を削る治療です。免疫力も低下してしまうため、がんに対抗できなくなり、返ってがんの進行を早めてしまうことも懸念されます。

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