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オムナコルチル 5mg (10錠)

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ポイント!
オムナコルチルの治療効果は対症的なもの。皮膚の根本的な治療も忘れないでね。

しつこいかゆみを強力に抑えるステロイド薬。有効成分のプレドニゾロンは抗炎症作用、安全性ともに優れているため、獣医療で最も多く使用されているステロイド薬です。

オムナコルチル 5mg (10錠)  
Omnacortil 5 - 5mg (10 Tablet)

販売価格(税込) 170 円
オリジナル商品名 : プレドニン(人間用)
製薬会社名 マクレオドス・ファーマセウテイカル
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適応症状 :
アトピー性皮膚炎 膿皮症 脂漏症 ヒゼンダニ 外部寄生虫(ノミ・マダニ) 好酸球肉芽種症候群 マラセチア皮膚炎 アレルギー性皮膚炎 皮膚糸状菌症

商品紹介 :
オムナコルチルは、有効成分をプレドニゾロンとするステロイド薬です。プレドニゾロンはステロイド薬の中でも特にかゆみを抑える作用に優れていることから、主に激しいかゆみを伴う皮膚炎の治療薬として単剤、あるいはほかの治療薬との併用で広く用いられています。

皮膚炎とは、アレルゲン、ノミ・マダニなどの寄生、細菌や真菌の異常繁殖、そして皮脂の過剰分泌といったさまざまな原因によって皮膚が炎症を引き起こした状態です。一般的に患部のはれ、発赤、熱感、疼痛、脱毛、かゆみなどの症状が見られますが、中でもかゆみはイヌやネコのストレスとなるだけでなく、患部の掻き壊しによる炎症の悪化や、細菌による二次感染の原因となることから、かゆみの効果的な緩和は皮膚炎の治療において非常に重要です。

このかゆみの緩和に優れた作用が認められているのが、オムナコルチルの有効成分であるプレドニゾンです。炎症に関与している化学物質の生成・遊離や、免疫細胞が炎症部へ集中することを抑制する抗炎症作用があるほか、類薬の中でも特にかゆみを抑える作用に優れています。

一般的にステロイド薬は強い抗炎症作用が期待できる反面、使用による重篤な副作用の発現が懸念されています。そのため、人間の皮膚炎の治療では局所に直接塗布する外用薬としての使用がほとんどですが、イヌやネコの体は被毛で覆われていることから外用薬が使用しにくいという点があります。

オムナコルチルの有効成分のプレドニゾロンは、血中に留まっている時間が比較的短い上、体内の電解質の不均衡を引き起こしにくく安全に優れた内服タイプのステロイド薬です。通常はイヌやネコの皮膚炎のかゆみ止めに使用されています。


使用方法 :
※オムナコルチルは動物用医薬品としても使用されている人間用医薬品です。実際の使用量に関してはかかりつけの獣医師に確認し、獣医師の指示に基づいた量を使用するようにしてください。 
なお下記は、世界で最も信用されている医学書のひとつであるメルクマニュアルの獣医学版,Merck Veterinary Manualによって提供されているプレドニゾロン錠の使用量です。※


●アトピー性皮膚炎、ノミアレルギー性皮膚炎などにおける消炎、およびかゆみの緩和
通常、0.5-1mg/kgを1日1回経口投与します。

・プレドニゾロンの長期間にわたる使用や不適切な使用により、クッシング症候群やアジソン病など、生命の維持に影響を与えるホルモンや代謝機能の異常が引き起こされる危険性があります。
・全身性の真菌性感染症が認められる動物への使用は避けてください。
・免疫抑制作用があるため、細菌やウイルスによる感染症にかかりやすくなります。
また、感染症による症状を抑制することもあるため、注意が必要です。
・幼若動物への使用は慎重に行なう必要があります。
・妊娠中、授乳中の場合は、使用による有益性が危険性を上回ると獣医師によって判断された場合に限り使用するようにしてください。"