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ポイント!
利尿薬の中でもその効果は強力。必ず獣医師に指示された量を使用してね。
心保護を持ち合わせた新しい利尿薬。従来の利尿薬で効果の認められなかったうっ血性心不全や肺水種の症状を改善します。
ダイトール 10mg (15錠)
Dytor- 10mg (15 Tablets)
販売価格(税込): 1050 円
オリジナル商品名 : ルプラック
製薬会社名 シプラ
適応症状 :
うっ血性心不全 肺水種
商品紹介 :
ダイトールは、主に何らかの原因によって増加した循環血液中の水分を尿と共に排泄する作用を持つ利尿薬です。循環血液量の増加によって引き起こされるイヌの全身性浮腫やうっ血性心不全などの治療に用いられます。
高齢のイヌの増加に伴って増えている疾患のひとつにうっ血性心不全があります。これは心臓機能の低下に伴う血液循環の悪化と血液のうっ滞による循環血液量の増加を引き起こす疾病で、心臓に過度の負担をかけるようになるだけでなく、増加した血液が血管から漏れ出して組織に貯留することによる全身性の浮腫や、気管支や肺胞などに水が溜まり呼吸困難や呼吸不全といった致命的な症状を引き起こしかねない肺水種の原因となることが知られています。
この循環血液量の増加した状態を改善し、付随するさまざまな症状の緩和に用いられるのがダイトールです。有効成分のトラセミドは、腎臓の尿細管に働きかけて尿量を増加することによって体内の余剰な水分を排出する増加作用を持つループ利尿剤に属する成分です。
類似薬と比較して生体利用率が高く、その効果が長時間継続するため1日1回の投与で症状の改善が期待できるほか、使用による電解質バランスの乱れが引き起こされにくいという優れた特徴があります。さらにループ利尿薬の中では唯一心血管の線維化を抑制する抗アルドステロン作用による心保護作用もあるとされ、慢性心不全の症状管理における有効性が評価されています。
使用方法 :
※ダイトールは動物用医薬品としても使用されている人間用医薬品です。実際の使用量に関してはかかりつけの獣医師に確認し、指示に基づいた量を使用するようにしてください。※
通常、体重1kgにつき0.2mgあるいはフロセミド投与量の1/10(10分の1)を1日1回経口投与します。
・利尿剤による治療は症状の改善が認められた時点で中断するか、獣医師の指示による使用量による維持療法へと切り替えることとされています。