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  • 2013年11月21日

  • ペットの応急処置のポイント


  • コラム出典:New Jersey Veterinary Medical Association
    http://www.njvma.org/AnimalHealthCenter/PetCareArticles/PetFirstAidTips.aspx


    ホリデーシーズン中のペットには、飼い主と同様に予期せぬ事故やケガが多くなりがちです。このような事故やケガが起きた場合、後遺症などが残らないようかかりつけの獣医師の診断を受けることが重要となりますが、ニュージャージー州獣医学会によって提供されている獣医師の診断を受けるまでの間に、ペットの容態を良好に保つための応急処置のポイントをお教えしましょう。

    ほかの動物に噛まれて負傷した動物はしばしば非常におびえ、飼い主や日頃信頼している人間を噛むなど通常とはまったく異なる行動を取ることがあります。このような場合にはペットに慎重に近寄り、ペットの鼻口部を布製の紐のようなもので縛り、ペットの動きを抑制することを考慮しましょう。負傷した部分を水で洗浄し、布などで覆い清潔に保つようにします。出血が止まらないような場合には、傷口に圧力をかけて止血します。噛み傷は、適切な治療によって傷口が清潔に保たれない場合は感染症を引き起こす可能性があるため、応急処置を終えた後には獣医師に連絡を取るようにしてください。

    やけど
    やけどした箇所を流水で冷やします。その後、薄い布でくるんだアイスパックで患部を冷やし、獣医師に連絡を取ってください。

    下痢
    24時間絶食させます。嘔吐が見られない限り水を与えることができます。適切な対処方法について獣医師に相談してください。

    嘔吐
    24時間絶食させ、水の代わりに氷を与えます。適切な対処方法については獣医師に相談することとしますが、嘔吐の内容物に血が混ざるような場合にはただちに獣医師の診断を受けるようにしてください。

    中毒症状
    ペットが何をどのくらいの量食べたのかを究明してみてください。ペットに嘔吐させるようなことはしないでください。毒物を嘔吐させることによってより深刻な症状が引き起こされる場合があります。ただちに獣医師に連絡するか、ASPCA(米国動物愛護協会)中毒抑制センター(アメリカ国内電話番号:888-426-4355)にコンタクトを取ってください。その場合1件45ドルの費用がかかります。

    熱射病
    水でペットの体温を下げます。常温の水を用い、冷水器などで冷やされた水は使用しないでください。また濡れた個所に扇風機などで風が当たるようにすれば、水分の蒸発が促進され、冷感をより強めることができます。その後すみやかに獣医師に連絡を取るようにしてください。

    出血
    出血部を強く押して止血します。人間用のバンドエイドは動物には役に立ちません。全身の血液循環に影響を与えないよう、出血部を包帯などで締め付けるようなことはしないでください。止血後すみやかに獣医師に連絡を取ってください。

    窒息
    ペットが吠えたり鳴いたりすることができる場合は気道が完全に閉塞されていない状態です。この状態で発せられる乾いた音は咳です。もしペットが吠える・鳴くといった音を立てることができず、呼吸をしようと苦しんでいる場合にはペットの口を開け、舌を引っ張って喉の奥に異物があるかどうかを確認し、異物を取り除いて気道を確保するよう試みてください。ただし、その時に異物を喉の奥に押し込んでしまわないよう充分注意してください。ペットを横たわらせて掌で肋骨の上を強く3~4回撫でます。この所作を異物が取れるまで、あるいは動物診療所に到着するまでの間繰り返します。もしペットが何かを飲み込み、気道ではなく食道に詰まらせてしまった場合には、呼吸や吠えたり鳴いたりすることはできますが、食べ物を飲み込めなくなったり、涎を垂らすようになるでしょう。いずれにせよ窒息の症状が見られた場合には、獣医師に連絡を取り対処方法を相談して下さい。

    無呼吸
    ペットの気道が異物で塞がれていないか確認してください。気道に異物が詰まっていないにもかかわらずペットが呼吸をしていない場合には、ペットの左側を上にして横たわらせてください。ペットの胸に耳をつけて心拍を確認します。心拍はペットの肘が肋骨につく位置で確認します。心拍があるにも関わらず呼吸が認められない場合にはペットの口を閉じ、鼻から息を吹き込む人工呼吸を行ないます。息はペットの胸が膨らむまで吹き込んでください。人工呼吸を1分間に20回繰り返します。心音が確認できない場合には心臓マッサージを加えます。動物が15パウンド(6.8kg)未満の場合は、動物を横たわらせて動物の胸壁を1/3押し下げて手を離す方法の心臓マッサージを行ないます。胸壁を押し下げる時には片方の手を心臓の下に当てて胸部をサポートし、もう片方の手を心臓の上に当ててそっと圧力を加えるようにしてください。猫や小動物に対しては片手の親指と人差し指で動物の心臓を圧迫することによる心臓マッサージを行ないます。大型の動物に対しては動物を仰向けにして寝かせ、人間に対して行なう方法と同様の方法による心臓マッサージを行ないます。心臓マッサージと人工呼吸とを交互に繰り返します。心臓マッサージは1分間に80~100回行なう必要があります。必要であれば動物病院に救急搬送してください。

    深爪
    通常、深爪による出血は5分以内に止まり、出血によって臨床的に重症な状態になることはないでしょう。布切れを出血部に押しつければ、出血によって室内が汚れることを避けることができます。定期的に家庭で爪切りをするような場合には、止血剤のクイック・ストップ(Quik Stop)を常備しておきましょう。これはパウダー状の止血剤で、深爪による出血を素早く止める効果があります。

    虫さされ
    じんましんや顔の腫れによる呼吸困難などの症状が認められた場合には、すみやかに獣医師に連絡してください。症状によってはペットの診察や抗ヒスタミン剤の処方が必要となることもあります。

    目の怪我
    目の損傷に伴い、出血があるにもかかわらず目の中に異物が認められないような場合には、冷たく湿った布を目の上に載せて軽く押さえてください。目の中に異物が認められるような場合は、異物を目の中に押し込んでしまわないよう注意してください。もしペットがまぶしそうに目を細めたり涙を流すような場合には角膜潰瘍が疑われます。いずれの場合にも獣医師の診察を受けるようにしてください。


    獣医師を探しているのであれば、ニュージャージー州獣医学会に電話連絡(電話番号908-281-0918)するか、ホームページ(dev.njvma.org)を訪問してください。ニュージャージー州獣医学会は州の1,400人の獣医師による学会です。