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  • 2014年01月23日

  • あなたのペットを死ぬまで愛しますか?


  • コラム出典:VetSTREET
    http://www.vetstreet.com/our-pet-experts/are-you-loving-your-pet-to-death


    2010年の冬、私はバージニア州のリースバーグに妻と2歳の娘と住んでいました。吹雪が通り過ぎ、一面が雪景色となった時、妻と私は娘に初めての雪遊びをさせようと決意しました。

    子育ての経験がなかった私たちは、娘がケガをしたり寒い思いをすることのないように内綿の入った服を重ね着させ、小さなミシュランマンのようにしました。このように重ね着をさせたことで娘に寒い思いをさせなかったでしょうか?もちろんです。娘が寒さを感じることはありませんでした。それではこれによって娘をケガをするような危険から守ることができたでしょうか?残念ながら、それはできませんでした。ほかの幼児と同じように屋外に出た娘が転んだ時、重ね着をしすぎていたため腕や足を使って立ち上がれず、ただ雪の上をごろごろと転がることしかできませんでした。ああ、私たち夫婦が娘の安全を思って取った行動が裏目に出てしまったのです。

    それでも、娘が顔以外には寒さを感じることがなかったであろうことは確かです。

    ペットの世話が過剰ということがあるでしょうか?
    獣医師として、常に飼い主に大切にされているペットを見ることに喜びを感じます。しかし、時々あることですが、ペットを大切にしている飼い主が長期間にわたって生活環境を提供するだけでなく、必要以上の快適さや物を与えている場合、それが後になって問題となることがあります。

    ここで私は、飼い主がペットに対して取ってしまいがちな5つの行為を挙げています。これらは短期的にはペットの保護や、ペットにとっての快適なこととなりますが、長期的には逆に悪影響となり得るものです。

    1. 決して外を歩かせないこと


    ペットと飼い主が親密な関係にあるのは素晴らしいことです。しかしペットの体がいつも飼い主の肘の内側に、型にはめられたように納まっている姿を見ると心配になります。ペットを抱きかかえて移動してはいけないと言っているわけではありません。しかしこの行為によって、飼い主やペットがほかの人々や動物と交流が途絶えるようではあってはなりません。これは特に3ヵ月未満の子犬において言えることです。交流の機会を与えられない犬はほかとうまく交流することができなくなり、生涯にわたって物事に対しておびえたり、問題行動をとるようになる可能性があります。また抱きかかえられての移動は、必要不可欠な散歩や運動といった時間を奪い取ることにもなります。

    2. 麻酔の使用を避けること


    飼い主の中には、麻酔を使用した検査や手術を拒否する人もいます。麻酔による危険性を軽視することも問題ですが、私は飼い主が単に麻酔の使用を拒否したために、治療することのできる進行性の歯の疾患やがん、そして外傷などに苦しむペットを見てきました。

    一般に、健康な動物における麻酔の使用は安全とされていますが、危険性がまったくないわけではありません。もし不安を感じるのであれば獣医師と話し合うことです。抱えている不安を正直に伝え、麻酔の使用に関連する危険性と獣医師がその危険性を避けるために取る手段についてよく話し合ってください。そうすることで利益と危険性についての情報を得ることができ、麻酔の使用を認めるかどうかを冷静に判断することができるでしょう。

    3. 食べるのが好きであること


    私は、なぜ飼い主がペットにエサを与え過ぎてしまうかを理解しています。ペットの中には食べ物が何よりも大切であるものがいます。そのためエサを与えることは、ペットに愛情を注いでいることに思えるのでしょう。しかし残念ながらエサを与えられ過ぎたペットは肥満となり、関節炎、糖尿病、心臓病といった疾患で苦しむ結果となりがちです。

    そのような状況を避けるためにおやつはご褒美としてのみ与えるようにし、食卓の上の食べ物を与えることはやめ、ニンジンやアオマメといった健康的なおやつを少しずつ与えましょう。サンドイッチを作っている時に感じる大きな、物欲しそうな目に抵抗することは簡単ではないでしょうが、飼い主が食べることが好きであることをペットと共有しないことによって、健康なペットとより長い間生活することができるようになるでしょう。

    4. 猫を獣医師の診察に連れて行かないこと


    「あなたの診察を受けたことのない猫を飼っています」という言葉を何度聞いたかわかりません。そこで私がなぜ猫を診察に連れてこないのかを尋ねると、いつも次のような答えが返ってきます。「猫は移動させられることが嫌いなんですよ」。

    猫を動物診療所に連れて来ることは簡単ではないかもしれません。しかし定期健診を受けさせることは健康にとって非常に大切なことです。かかりつけの獣医師に、猫を嫌がらせずに診療所まで連れて来る方法に関して相談してみてください。また下記にリンクしているビデオも参考にしてください。
    http://www.vetstreet.com/our-pet-experts/get-your-cat-to-the-vet

    5. カゴ(クレート)を嫌がること

    私の見る限り、家庭における若齢の犬の調教の問題のほとんどがクレート・トレーニングでしょう。飼い主の多くがその必要性を感じながらも、実際に自分の犬がクレート内にいるのを見たくないとしています。この気持ちはよく理解できます。新しい友達が閉じ込められているところを見たいと思う飼い主はいないでしょう。

    しかし犬をクレートから出してあげて、家の中を自由に歩き回らせてあげたいからこそ、このトレーニングの重要性が強調されるのです。クレートに入れられない子犬は、しばしば飼い主の目の届かない場所で再調教が必要となる状況に陥ったり、好ましくない習慣を身につけて自ら危険な状態を作り上げてしまうことでしょう。

    そのため、私は室内で大人が監視できない状況にある子犬はクレート内に入れておくことを勧めています。クレート・トレーニングと基本的な調教を組み合わせることによって、子犬を安全な環境の中、最短期間内で信頼できる家族の一員として育てることができるでしょう。これは犬と飼い主が一緒に長い間生活していく上で双方を幸せにすることではないでしょうか?

    私たちは皆、愛するものたちに対して最善のことをしてあげたいと思っています。それが初めて雪遊びをする子供であろうと新しい家にやって来た子犬や子猫であろうと、その場での快適さを提供したいという衝動的な気持ちと、長期的な健康と幸せをもたらすために必要な事を天秤にかけて大切なほうを取ることが重要です。