• 2011年08月30日
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  イヌのために家庭でできる5つの治療法

  
  
• コラム出典: Five popular dog remedy solutions
  http://www.vetinfo.com/five-popular-dog-home-remedy-solutions.html
  
  
  よくあるイヌの病気に関して、家庭でできる治療法として評判が良いもの5つを見てみましょう。そして正しい薬の投与法と、いつ獣医に診てもらうべきかについて学びましょう。
  
  
  イヌのための家庭治療法と、獣医による診察
  
  イヌの軽い病気については、家庭で治療してやれば充分です。ただし大事なことは、その病気が重いものではないことを確かめておくことです。もしもイヌが脱水(症)の兆候を示している場合は、家庭で治療するような真似をしてはいけません。イヌの首筋の皮膚を引っ張ってチェックしましょう。もし皮膚が元に戻るのに時間がかかるようであれば、イヌは脱水状態にあると考えられます。
  
  イヌの歯ぐきをチェックしましょう。健康な歯ぐきはピンク色で、しっとりしています。もしも歯ぐきが乾いており、鮮赤色であったり明るい白色である場合は、脱水症や貧血の可能性が高いので、緊急の治療が必要です。とりわけイヌが人間用の薬、不凍液(剤)、多量のチョコレートや甘味料のキシリトールのような毒(素)を摂取して、激しい嘔吐や吐血が見られる場合は、獣医に診てもらうのがベストです。
  
  ほかに獣医に診てもらうべき状況として、次のような場合があります:
  ・体温が40度以上
  ・血便
  ・苦しそうな喘ぎや、明らかな呼吸困難
  ・自動車やほかの動物によるケガ
  ・激しい痛み
  ・腹部のはれ
  
  最後に、膿がにじみ出ている傷がある場合は、必ず獣医に診てもらうようにしましょう。決して重い感染症を家庭で治療しようとしてはいけません。
  
  
  カボチャの缶詰による下痢の治療
  
  下痢が起こる原因はひとつではありません。ほとんどの場合、下痢は食事の変化と結びついています。無糖、スパイス(香辛料)無添加のタイプのカボチャの缶詰には繊維質がたくさん含まれており、これによって内臓の余分な水分が吸収されます。下痢はしばしば脱水症の原因となるため、イヌにはペディアライト(Pedialyte:整腸ドリンク)も与えましょう。
  
  
  便秘治療にシリアム・ハスクス(psyllium husks)
  
  イヌの便秘には、繊維質の投与が効果的です。粉末のシリアム・ハスクス(オオバコ種子殻)を缶詰のイヌのエサに混ぜると、水分が腸管に吸収され、便秘によく起こる固形便が柔らかくなります。イヌの飼い主の多くは、最初の投与として小さじ半分を食べ物に加えるのが適切だと理解しています。
  
  
  リンゴ酢の効用
  
  リンゴ酢は、イヌの家庭用治療として、健康に良い数多くの効用があります。イヌの皮膚にリンゴ酢と酢の原液を混ぜたものを噴霧(スプレー)すると、ホットスポット(急性湿疹)を軽減させ、皮膚のかゆみを和らげます。もしイヌの皮膚に引っかき傷ができているような場合は、この酢を純水と50対50の割合で希釈しましょう。希釈されていない酢をイヌの耳の中に噴霧すると、あらゆる細菌感染の予防に役立ちます。
  
  リンゴ酢はまた、イヌの血流内におけるpHバランスを回復させ、風邪の症状を軽減する助けもします。イヌの体重約22キロにつき小さじ一杯を、イヌのエサまたは飲み水に1日2回混ぜるようにしましょう。
  
  
  ミミダニ駆除にオリーブオイル
  
  オリーブオイルを外耳道にたらすと、ミミダニを窒息死させることができます。綿(コットン)ボールを使って、耳の先端部の皮膚全体に塗り込んで、ミミダニが外耳道へ再び入り込むのを防ぎましょう。
  
  
  醸造用イースト(ビール酵母)でノミを駆除
  
  小さじ一杯のビール酵母をイヌのエサに加えれば、ノミ退治に役立ちます。ノミはイースト(酵母菌)の出すにおいが好きではありません。また、このビール酵母に小さじ一杯の酢を加えたものは、さらに効果的であることが研究により解明されています。