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  • 2017年05月24日

  • イヌの関節炎痛の治療用薬品の選び方


  • コラム出典:An Overview of Dog Arthritis Pain Medication Options
    http://www.vetinfo.com/dog-arthritis-medication.html


    イヌの関節炎痛は、関節に炎症とコリを引き起こす疾患で、腫れを伴い、痛みの増減が絶え間なく続きます。特に大型犬にかかりやすく、加齢と共に関節炎痛を発症する機会も増加します。投薬治療には多くの選択肢があり、かかりつけの獣医がベストの治療法をすすめてくれるでしょう。

    症状、治療、リスク
    関節炎痛になると、関節内部または関節の周囲に、炎症、腫れ、コリ、発熱、痛みが生じるようになります。ペットと人間双方の関節炎痛治療に用いられる医薬品で、もっとも優良かつ効き目が安定(一貫)しているのは、非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)です。
    しかし多くの医薬品同様に、NSAIDsもリスクがないわけではなく、NSAIDsと関連のある問題の兆候に注意しつつ、イヌの行動を観察する必要があります。よくある副作用として、嘔吐、食欲喪失(不振)、活動量の低下、嗜眠傾向など。より深刻な副作用には、胃腸(消化管)の出血、潰瘍、消化管の穿孔、腎臓障害、肝臓障害があります。

    NSAIDsは、関節の炎症と痛みを引き起こすシクロオキシゲナーゼと呼ばれる体内の化学物質を抑制します。シクロオキシゲナーゼは、COX-1とCOX-2の2タイプあることが知られていますが、より新しいNSAIDsはCOX-2抑制剤で、シクロオキシゲナーゼの第2のタイプにのみ作用するため、消化管の炎症を引き起こすことがより少ないとされています。

    関節炎痛は絶えず続く疾患ではなく、痛みと炎症はあらわれたり消えたりすることから、投薬量は効き目の範囲で最少の量とすべきです。米食品医薬品局(FDA)動物用医薬品センター(Center for Veterinary Medicine)では、イヌの関節炎痛治療として次のようなNSAIDsを認可しています。

    エトドラック(エトジェシック) (Etogesic)
    リマダイル (Rimadyl)
    メタカム (Metacam)
    ズブリン (Zubrin)
    デラコキシブ(デラコキシブチュアブル) (Deramaxx)
    プレビコックス (Previcox)
    ノボックス (Novox)

    これら関節炎痛治療の医薬品には、カプセル、錠剤、点滴剤、注射があります。獣医がカプセルまたは錠剤での投薬をすすめる場合は、その薬を砕いてイヌのエサに含ませてもいいかどうかを確認しましょう。

    NSAIDsが処方される前に、獣医による徹底した診察と、イヌの健康に関する履歴をチェックしてください。獣医には、これまでイヌに見られた症状および、これまでイヌに与えてきたほかの医薬品すべてについて報告するようにしてください。医薬品の処方に先立ち、血液生化学検査の結果も入手した方がいいでしょう。

    代替療法
    ステロイドもまた、イヌの関節炎痛に用いられる医薬品のひとつです。中でも抗炎症性のコルチコステロイドは、イヌの関節炎痛治療でもっともよく用いられていますが、これは扱いの難しい薬品で、処方どおり正確に投与しないと深刻な影響をもたらすことがあります。万一、誤った使用をした場合、その結果として主要な臓器が活動を停止してしまうこともあるので注意が必要です。軽い副作用としては、水飲みの増加、あえぎ(息切れ)、体重増加、免疫機能の低下、興奮性(過敏性)があります。
    コルチコステロイドを用いるマイナス面は、単に関節炎痛の症状を抑えるだけであり、薬の効果が切れれば、一般に、症状はぶり返してしまうことです。

    繰り返しになりますが、ステロイドを処方する前に、イヌの身体診察を徹底して行ない、イヌの病歴の最新情報を確認する必要があります。獣医がイヌの病状の進行度を観察(測定)できるよう、血液生化学検査を行なってください。また、投薬量、副作用、重篤な有害事象を知るために、医薬品情報チェックシートをつけるようにしましょう。