コリン Choline
成分説明
1998年にアメリカ医学研究所の食品栄養委員会によって必須栄養素として認可された成分です。
卵、大豆、レバー、牛乳、ナッツ類などの食品に多く含まれ、また生体内でも生合成されることが知られています。
細胞膜の構成成分のひとつとして健常な細胞膜を維持・補修する作用をはじめ、肝臓からの脂質の輸送を促進することによる脂肪肝予防効果、脳細胞を活性して記憶力、集中力を向上させる効果のほか、神経伝達物質のアセチルコリンの成分として、骨格筋や心筋、内臓筋の収縮、血管拡張、心拍数低下、消化機能亢進、発汗などに関与しています。
またコリンは、肝機能の維持に重要とされているリン脂質であるレシチンの構成要素でもあることから、生体の恒常性維持に欠かせない役割を果たしています。
成分分類
その他
適応
老化現象
副作用
吐き気、唾液分泌過多、低血圧、魚臭(体臭)
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