適応症状 :
内部寄生虫症　 E・クニクリ

有効成分名 :
フェンベンダゾール　Fenbendazole

商品紹介 :
パナクール・ウサギ用オーラルペーストは、ペットのウサギの腸内寄生虫や重症になる可能性のあるエンセファリトゾーン・クニクリ（以下、E. クニクリ）をコントロールする為のお薬です。パナクール・ウサギ用オーラルペーストはウサギの嗜好にあう風味で、簡単にゆっくりと口の横側へ注入しやすいようになっています。1つの注射器（シリンジ）には、（寄生虫の日常治療に適している）1日1回服用、9日間分に十分なペーストが含まれています。

E. クニクリは微細な寄生虫で、病気の兆候全くなしで何年も潜伏し多くのウサギを感染させます。一方で一部の個体において、特にストレスを伴う出来事の後に突然かつ多大な深刻な病気を引き起こすのです。よくあるのが、平衡感覚を司る部分が侵され著しい頭部の傾斜（斜頸）を起こし片側に倒れてしまうこと、または後肢麻痺です。E. クニクリの臨床徴候を示しているウサギには、28日間のパナクール投与が推奨されます。詳細は以下の投与量情報を参照下さい。

9日間の腸内寄生虫治療コースは新しいウサギを迎えた時に推奨されます。ウサギを多頭飼育している場合は、年に２－４回繰り返すことが可能です。　

１シリンジには5gの18.75%のフェンベンダゾールペーストが含まれています。
ペットのウサギの経口治療駆虫薬として: 体重2.5 kgごとにシリンジの目盛り１つ分（20 mg/kg フェンベンダゾール）を9日間連続投与します。

詳細または原虫感染症について気になる場合は、かかりつけの獣医師に相談するようにしましょう。


禁忌と警告その他
皮膚への接触は最小限にとどめること。使用後は手を洗うこと。

用量を計算する前に体重を出来るだけ正確に査定すること。

本品は動物用医薬品です。

子供の手の届かない場所に保管すること。

取り扱い上の注意
25度以下で保管すること。空の容器や残った医薬品は家庭廃棄物として処分して下さい。（日本国内ではお住まいの自治体のゴミ処理規則に従って処分して下さい。）

法的分類
SAES（本動物用医薬品は家庭飼育小動物用医薬品販売承認免除制度(英国）に従って販売されています。）

梱包仕様
1本中5gのペーストが入っています。

追記
E・クニクリは細胞内寄生原虫類で、以下の様々な臨床徴候を引き起こす可能性があります。
後肢麻痺、頭部の傾き（斜頚）、卒倒、尿失禁、白内障形成、水晶体起因性ブドウ膜炎、死亡

感染は主に尿に汚染されたエサや水に含まれた、落ちた胞子を口から体内へ取り込む事によるものです。

2006年の英国の研究において、寄生虫の広範囲にわたる性質を示しているペットのウサギに、52%の血清有病率があると示されました。

パナクール・ウサギ用オーラルペーストはE. クニクリの管理の補助で、尿による汚染を防ぐための飲み水やエサの管理を適切に行うなどの予防措置を加えることが推奨されます。

E. クニクリは人畜共通感染能があり、免疫不全の人間への感染が報告されたことがあります。

使用方法 :
※下記の使用量はパナクール・ウサギ用オーラルペーストの使用ガイドラインです。実際の使用に際しては獣医師の指示に従ってください。

使用に関して
ペットのウサギのエンセファリトゾーン・クニクリ（E. クニクリ）ならびに腸内寄生虫の治療と管理の補助としての広範囲の除虫薬　治療薬

商品仕様
シリンジには5gの18.75%の経口用ペースト製剤のフェンベンダゾールを含有。すぐに投与できるペットのウサギ用の経口駆虫・抗原虫薬です。1 g につき 0.187 gの有効成分フェンベンダゾールを含有。

用法・用量
パナクール・ウサギ用オーラルペーストをシリンジから口の横側へペーストを搾り出し経口投与して下さい。

予防薬養生法
１日あたり、体重2.5 kgごとにシリンジの１目盛り（20 mg/kg フェンベンダゾール）を９日間連続投与して下さい。
ウサギへの定期投与は年２－４回が推奨されます。
リスクが高くなる交配や、他とウサギと一緒にする前など新しいウサギを迎えるときは投与を考慮して下さい。

治療（処方）計画
E. クニクリに関連していると思われる臨床兆候があるウサギは体重1キロ当たり20mgの投与コース
（体重2.5 kgごとにシリンジの１目盛り）毎日28日間連続投与が推奨されます。
単一治療コースに限ります。