使用方法 :
※下記の使用量はパナクール・オーラルペーストの使用ガイドラインです。実際の使用に際しては獣医師の指示に従ってください。
エサを食べ終えた後の犬や猫の舌背(舌の表の部分)に、適量のペーストをシリンジから押し出して投与します。
●成猫と成犬
1回の投与量として、体重1kgにつきシリンジ2目盛[ねじ山2つ分](量にして、体重1kgにつきフェンベンダゾール100mg)を経口投与します。5g入りのシリンジは、1回に体重9kgのまでの犬や猫に投与することができます。
実際の使用推奨量:
1kgまで→シリンジ2目盛[ねじ山2つ分]
1.1から2kg→ シリンジ4目盛[ねじ山4つ分]
2.1から3kg →シリンジ6目盛[ねじ山6つ分]
3.1から4kg →シリンジ8目盛[ねじ山8つ分]
4.1から5kg →シリンジ10目盛[ねじ山10分]
5.1から6kg →シリンジ12目盛[ねじ山12分]
6.1から7kg→ シリンジ14目盛[ねじ山14分]
7.1から8kg →シリンジ16目盛[ねじ山16分]
8.1から9kg →シリンジ18目盛[ねじ山18分]
・9kg以上の犬や猫の1回分の投与は、超過している1kgにつきシリンジ2目盛分[ねじ山2つ分]を追加してください。
・寄生虫の再寄生が認められる場合は治療を繰り返してください。感染の可能性の低い成犬や成猫への寄生を最小限に抑えるための予防として使用する場合には、1年間に2-4回定期的に投与してください。
・ケンネルや猫飼育所、そしてブリーダーの元にいる犬や猫に対しては、6-8週間の間隔でのより頻繁な投与が適切とされています。
●生後6ヵ月未満の子犬や子猫
1回の投与量として、体重1kgにつきシリンジ1目盛[ねじ山1つ分](量にして、体重1kgにつき、フェンベンダゾール50mg)を3日間連続して経口投与します。5g入りのシリンジは、体重6kgまでの子犬や子猫への3日間の連続投与量として充分です。
実際の使用推奨量:
1kgまで→ シリンジ1目盛[ねじ山1つ分]
1.1から2kg→ シリンジ2目盛[ねじ山2つ分]
2.1から3kg →シリンジ3目盛[ねじ山3つ分]
3.1から4kg →シリンジ4目盛[ねじ山4つ分]
4.1から5kg →シリンジ5目盛[ねじ山5つ分]
5.1から6kg →シリンジ6目盛[ねじ山6つ分]
・6kg以上の子犬や子猫の1回分の投与は、超過している1kgにつきシリンジ1目盛分[ねじ山1つ分]を追加してください。
・子犬や子猫に対しては、生後2週目と5週目、そしてブリーダーの元を去る前の投与が必要となります。また、8週目と12週目の投与が必要となることもあります。それ以後は投与の頻度を少なくすることができますが、ケンネルや猫飼育所、そしてブリーダーの元に引き続き滞在する子犬や子猫においては集団感染する可能性が高いため、頻繁な投与が必要となります。
●妊娠中の雌犬
妊娠している雌犬には投与量の減量(1日の投与量として体重1kgにつきフェンベンダゾール25mgを投与)が必要とされていますが、パナクール・ペーストでは正確な量が計量できないため、ほかの調合剤を使用することが望ましいとされています。
●妊娠中の雌猫
妊娠中の雌猫への使用は問題ないとされていますが、成猫に定められた量を1回のみ投与することとされています。1回の投与量は、体重1kgにつきシリンジ2目盛[ねじ山2つ分](量にして、体重1kgにつきフェンベンダゾール100mg)です。5g入りのシリンジは、1回に体重9kgのまでの猫に投与することができます。
- この薬の説明書(日本語訳)はこちら
- パナクール®
18.75%オーラル・ペースト 猫、犬、子猫、子犬用駆虫剤
動物用医薬品
商品仕様
家庭で飼育されている犬、猫、子犬、子猫用にそのまま投与できる経口駆虫剤として、シリンジにはフェンベンダゾール18.75%含有のオーラル・ペースト状の調剤が5g含まれています。パナクール・ペースト1g中には、有効成分であるフェンベンダゾールが0.187g含まれています。
使用に関して
家庭で飼育されている犬や猫の消化管や呼吸器に寄生している線虫類の幼虫と成虫に対する広域駆虫剤です。
成犬と成猫:消化管寄生虫となる線虫類や条虫類に感染した成犬や成猫の治療:
回虫類(犬回虫、猫回虫、犬小回虫)、鉤虫、鞭虫、有鉤虫類、条虫類)
子犬と子猫:消化管寄生虫となる線虫類や原虫(ジルアジア属)に感染した子犬や子猫の治療
その他、肺虫(フィラロイデス属)やジルアジアに感染している犬や猫肺虫に感染している猫の治療
投与量および投薬方法
パナクール・ペーストは、エサを食べ終えた後の犬や猫の舌背(舌の表の部分)に、適量のペーストをシリンジから押し出して投与します。(図を参照)
成猫と成犬
1回の投与量として、体重1kgにつきシリンジ2目盛[ねじ山2つ分](量にして、体重1kgにつきフェンベンダゾール100mg)を経口投与します。5g入りのシリンジは、1回に体重9kgのまでの犬や猫に投与することができます。
実際の使用推奨量:
体重: 1回の投与量
1kgまで シリンジ2目盛[ねじ山2つ分]
1.1から2kg シリンジ4目盛[ねじ山4つ分]
2.1から3kg シリンジ6目盛[ねじ山6つ分]
3.1から4kg シリンジ8目盛[ねじ山8つ分]
4.1から5kg シリンジ10目盛[ねじ山10分]
5.1から6kg シリンジ12目盛[ねじ山12分]
6.1から7kg シリンジ14目盛[ねじ山14分]
7.1から8kg シリンジ16目盛[ねじ山16分]
8.1から9kg シリンジ18目盛[ねじ山18分]
例えば体重4kgの猫の治療には、プランジャーヘッド(押し込み部分)についているリングを回してプランジャーヘッドから8目盛り[ねじ山8つ分]のところに合わせ、プランジャーヘッドをリングのところまで押し込みながら経口投与します。
9kg以上の犬や猫にはシリンジの本数を追加する必要があります。
9kg以上の犬や猫の1回の投与分には、超過している1kgにつきシリンジ2目盛り分[ねじ山2つ分]を追加してください。
寄生虫の再寄生が認められる場合は治療を繰り返してください。感染の可能性の低い成犬や成猫への寄生を最小限に抑えるための予防として使用する場合には、1年間に2-4回定期的に投与してください。
ケンネルや猫飼育所、そしてブリーダーの元にいる犬や猫に対しては、6-8週間の間隔でのより頻繁な投与が適切とされています。
生後6ヵ月未満の子犬や子猫
1回の投与量として、体重1kgにつきシリンジ1目盛[ねじ山1つ分](量にして、体重1kgにつきフェンベンダゾール50mg)を3日間連続して経口投与します。5g入りのシリンジは、体重6kgのまでの子犬や子猫への3日間の連続投与に充分です。
実際の使用推奨量:
体重: 1回の投与量
1kgまで シリンジ1目盛[ねじ山1つ分]
1.1から2kg シリンジ2目盛[ねじ山2つ分]
2.1から3kg シリンジ3目盛[ねじ山3つ分]
3.1から4kg シリンジ4目盛[ねじ山4つ分]
4.1から5kg シリンジ5目盛[ねじ山5つ分]
5.1から6kg シリンジ6目盛[ねじ山6つ分]
生後6ヵ月未満で体重6kg以上の子犬や子猫には、シリンジの本数を追加する必要があります。
6kg以上の子犬や子猫の1回の投与分には、超過している1kgにつきシリンジ1目盛り分[ねじ山1つ分]を追加してください。
子犬や子猫に対しては生後2週目と5週目、そしてブリーダーの元を去る前の投与が必要となります。また8週目と12週目の投与が必要となることもあります。それ以後は投与の頻度を少なくすることができますが、ケンネルや猫飼育所、そしてブリーダーの元に引き続き滞在する子犬や子猫においては、集団感染する可能性が高いため頻繁な投与が必要となります。
妊娠中の雌犬
妊娠している雌犬には投与量の減量(1日の投与量として体重1kgにつきフェンベンダゾール25mg)が必要とされていますが、パナクール・ペーストでは正確な量が計量できないため、ほかの調合剤を使用することが望ましいとされています。
妊娠中の雌猫
妊娠中の雌猫への使用は問題ないとされていますが、成猫に定められた量を1回のみ投与することとされています。1回の投与量は、体重1kgにつきシリンジ2目盛[ねじ山2つ分](量にして、体重1kgにつきフェンベンダゾール100mg)です。5g入りのシリンジは、1回に体重9kgのまでの猫に投与することができます。
特別なケースにおけると投与量の増量
●重度の感染が認められる成犬や成猫、またはジルアジア感染症の犬や子犬に対しては、1日の投与量として体重1kgにつきシリンジ1目盛[ねじ山1つ分](量にして、体重1kgにつきフェンベンダゾール50mg)を3日間連続して与えます。
●肺虫(フィラロイデス)に感染している犬に対しては、1日の投与量として体重1kgにつきシリンジ1目盛[ねじ山1つ分](量にして、体重1kgにつきフェンベンダゾール50mg)を7日間連続して与えます。場合によっては投与を繰り返す必要があります。
●猫の肺虫の治療には、1日の投与量として体重1kgにつきシリンジ1目盛[ねじ山1つ分](量にして、体重1kgにつきフェンベンダゾール50mg)を3日間連続して与えます。
使用禁忌および注意事項
皮膚への接触は最小限にするようにしてください。使用後には手をよく洗ってください。投与の際には不浸透性のゴム手袋を着装してください。
動物用医薬品のみとしてご使用ください。子供の目に触れる場所、手の届く場所での保管は避けてください。
投与量を決定する前に正確な体重を測定してください。
製薬に関する注意事項
25℃以上になる場所では保管しないでください。
シリンジは外箱に入れた状態で保管してください。
未使用の内容物は廃棄してください。
使用後の容器と残った内容物はごみ箱に捨ててください。
法的分類
NFA-VPS
梱包仕様
1本中5gのペーストが入っています。
追記
パナクールはエキゾチックペットの寄生虫感染症に広く用いられています。エキゾチックペットへの使用量に関しては獣医師の指示に従ってください。
取扱説明書の作成日
2006年6月
Vm 01708/4448
イギリスで販売が承認されている動物用医薬品
Intervet UK Ltd.
Walton Manor, Walton
Milton Keynes, Bucks MK7 7AJ
アイルランドにおける販売承認者
Intervet Ireland Ltd.
Magna Drive, Nagna Business Park
Citywest Road, Dublin 24
®パナクールは商標として登録されています。
INTERVET