メチオニン methionine
成分説明
構造に硫黄原子を持つ含硫アミノ酸のひとつです。肝臓に備わっている老廃物や毒素の解毒をはじめ、脂質の乳化を補助することによる肝機能の向上および脂肪肝予防効果が認められているほか、アレルギーの原因となるヒスタミンの働きを抑制してアレルギー症状を緩和する作用もあるとされています。
さらにメチオニンは、強力な酸化作用によって細胞を損傷させる活性酸素から細胞を保護する抗酸化物質のグルタチオン、生体内でエネルギーとして貯留されるクレアチン、そして毛、皮膚、結合組織などを構成しているコラーゲンの原料でもあり、これらの物質の生成を促進することでアンチエイジング効果も認められています。
しかしメチオニンは生体内で生成されない必須アミノ酸であるため、日常の食生活において肉類や魚、そして乳製品といったメチオニンを豊富に含む食品から必要量を摂取する必要があります。
成分分類
その他
適応
肝疾患 アレルギー 老化現象
副作用
悪気、嘔吐、めまい、低血圧、興奮
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