モンモリロナイト Montmorillonite
成分説明
粘土鉱物のひとつ、ベントナイトの主成分です。粘土鉱物の中でも膨潤する機能を持つものを総称してスメクタイトと呼びますが、モンモリロナイトはこのスメクタイトに属する成分の一種で、アルミニウム1、ケイ酸2の割合で構成されているケイ酸塩鉱物が層状となった構造を持っています。
ベントナイトを含むスメクタイトにはイオン交換性、増粘性、吸水性、吸着性、触媒能、膨潤性といった特性があるため、これらの特性を活かし建築分野、土木分野、農業分野などにおいて広く利用されており、ほかにも、その増粘性や分散性などから化粧品、そしてペット分野における猫砂などにも使用されています。
またこのベントナイト(モンモリロナイト)には消化管内における重金属や毒素などの有害物質を吸着、吸収し排出することによる消化管機能改善作用が認められおり、古くから天然のデトックス成分としても用いられています。
成分分類
下痢止・整腸薬
適応
下痢
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