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  • 2014年03月18日

  • 災害に備えて、ペットの安全を考える


  • コラム出典: Plan for Pets’ Safety in Case of Disaster
    http://vetmed.illinois.edu/petcolumns/petcols_article_page.php?PETCOLID=2536&URL=0


    竜巻、洪水、山火事やハリケーンなど、自然災害はあらゆる場所において発生するおそれがあります。さらに家火事、そして家族全員が被害を受ける事態などの可能性も考えられます。災害発生の際の家族の行動計画は、人間以外の家族も考慮に入れなくてはなりません。

    もっとも重要な予防措置のひとつは、ペットと離れてしまった場合に、彼らが自分たちの家族の一員であることを証明するためのさまざまな手段を講じることです、と語るのは、イリノイ大学アーバナ校獣医学部の非常勤教授であり、また米国動植物衛生検査部の獣医でもあるシュゼット・ヘクサン医師。「ペットの身元を証明するためにさまざまな準備をしておくことは、飼い主とペットを再会させる絶好のチャンスをもたらしてくれるのです」。

    「まず、認識票のついた首輪をつけること。これにはペットと飼い主の名前、現住所そして電話番号を記入してください」と彼女は提案しています。「こうすることで、ペットを見つけてくれた心やさしい人がすぐに家に送り届けてくれます。つまり、獣医の場所やマイクロチップを読み取るために動物保護施設に足を運ぶ必要がなくなるのです」。

    また首輪は取れることがあるので、永久に身元を証明するためにも獣医によるマイクロチップの埋め込みを強くすすめます。さらにヘキサン医師は、ペットと一緒に撮影した最新の写真を常に携帯することも推奨しています。写真があればペットの詳細がひと目でわかるだけでなく、飼い主であることも証明できるからです。

    自然災害時に備えてもうひとつ重要なのは、災害が起こった際にペットをどこに連れて行くか、ということです。ヘキサン医師は、自宅を強制的に出なくてはいけない緊急時に、一時的にペットを預かってもらえるかどうか担当獣医または地元の動物保護施設に聞いてみるように、とアドバイスしています。

    ペットの飼い主には、ペットのための緊急計画を見せてもらえるように頼んでみることをアドバイスしています。「そうすれば経営者たちは、あなたが安心を求めているのを理解できるはずですし、またあなたはその機関に緊急計画があるかどうかも知ることができるからです」とヘキサン医師は語ります。

    医師はさらに「地元の緊急対応委員会に連絡を取り、天災時の緊急計画についても知っておいてください」と言います。「イリノイ州の政府機関は、緊急計画にペットも組み入れることが必要とされています」。

    ペットと同様に家畜のオーナーも、避難の際にどこに家畜を置いておくかということを考えておくべきです。

    「相互協力体制を利用し、もしあなたの考えに同意してくれるのであれば、避難所として安全な場所を提供してくれるかどうかを近所、友人、親戚の人たちなどに話してみてください」。

    大きな動物やヘビ、トカゲ、ウサギなど珍しいペットを飼っている場合は、同じような身元証明の予防措置に従ってください。ウマやラクダ科の動物(ラクダ、ラマ、アルパカ)はマイクロチップを埋め込み、端綱に名札を付け、また蓄牛、豚、ヤギ、ヒツジの場合は耳にタグを付けてください。

    「大動物用の避難所は、より大きなスペースと特別な設備が必要となるためじっくり考える必要があります」とヘキサン医師。「多くの地域では避難の際に大きな会場施設を使用することを検討しているでしょう。飼い主に必要な最大のツールは、近所、友人、家族などのネットワークです」。

    ヘビやトカゲなどのペットは逃げられないような簡易式の檻に入れ、飼い主が特定できるようにペットの名前、飼い主の名前そして現住所と電話番号がわかるようにしておいてください。

    「もし大災害が発生した場合は、人間も動物も同じ場所に避難させられます。そうなると、ほかの避難者たちはヘビやクモと一緒にいることを喜ばないでしょう」とヘキサン医師は言います。「中にはこれらの動物を極端に怖がる人もいますから、檻にはカバーをしてほかの人の目に触れないようにし、みんなが同じ場所に一緒に居られるようにしてください」。

    木箱、またはペットが立ち上がり、動き回れるように充分大きな檻を用意するように、と医師は提案しています。

    最後のアドバイスはペット用非常袋の準備です。少なくとも3日分の食料と飲水を入れ、食料については密封容器に保存しておいてください。追加で準備する必要なものとして、薬、包帯、コットン、絆創膏とハサミ、抗菌軟膏、ノミ・ダニ予防薬、ゴム手袋、イソプロピルアルコールそして食塩溶液があります。砂箱や紙タオル、新聞紙、ゴミ袋、漂白剤も揃えてください。

    さらに非常袋には、ペットの緊急手当参考書や動物も収容できる避難所のリストなどの資料も入れ、袋には名前、住所、電話番号を記入しておきましょう。またヘキサン医師は、防水の袋などにしまったペットの医療記録も非常袋に入れておくことをすすめています。

    緊急時は大混乱するため、ペットを安全でいさせるためにあらかじめ準備しておくことは、災害時に心配の種をひとつ減らすことになる、ということを覚えておいてください、とヘキサン医師。

    ペットのための災害準備対策についてさらに詳しい情報は、地元の獣医または動物保護施設に問い合わせてください。イリノイ州では、ネットによる対策案と資料をReady.Illinois.govで見ることができます。