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肺吸虫症(肺ジストマ症)

肺に吸虫類と呼ばれる寄生虫の一種が寄生する病気です。通常、中間宿主となっているカ二などを摂取することによって感染するとされ、慢性的な咳、血痰、胸痛、胸水、呼吸困難、発熱などがあらわれます。また体内を移行することもあるため、全身の組織に障害を症状を引き起こすこともあります。


■詳細
肺吸虫とは、別名ジストマとも呼ばれている扁形動物門吸虫綱に属する吸血性の寄生虫です。口吸盤と腹吸盤の2つの吸盤を持つのが特徴で、それぞれが口のように見えることから二口虫とも呼ばれています。現在30種以上の存在が報告されていますが、日本のペットにおける主な感染源としてはウェステルマン肺吸虫、太平肺吸虫、宮崎肺吸虫の3種が認められています。

肺吸虫の主な感染経路は、最終宿主となる動物が寄生虫で汚染された中間宿主のモズクガニ、サワガニ、ベンケイガニやザリガニなどを摂取することによります。汚染された食物を介して最終宿主の体内に入った肺吸虫は消化管内で感染体へと変化し、腸壁から腹膜、横隔膜、胸膜腔を経て肺組織へ侵入し、成虫となって寄生します。

寄生によってもたらされる肺組織の損傷により、慢性的な咳や血痰、呼吸困難などの症状が発現するほか、重度のものでは胸膜の肥厚や線維化、無気肺や肺線維化などがみられるようになります。また肺吸虫が全身を移行し、脳、肝臓、リンパ節、皮膚などに寄生した場合は、全身の各組織に損傷を引き起こすこともあります。

■対処法
駆虫剤のひとつであるプラジカンテルによる治療に効果が認められています。

■その他
肺吸虫は人間にも感染するため、感染源となるサワガニやモズクガニなどの川ガ二やイノシシなどは生食せず、充分に加熱してから食するようにします。またこれらの食材を調理した器具はよく洗浄するようにしてください。

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