ジメチルグリシン Dimethylglycine
成分説明
ジメチルグリシンは正式名称をビタミンB15またはパンガミン酸と言い、アミノ酸グリシンの誘導体です。細胞のミトコンドリア内でコリンおよびベタインから生成されるほか、ビール酵母、レバー/内臓肉、カボチャの種子、ゴマの種子、玄米などの食物中にも低濃度で存在しています。
組織への血液および酸素供給の増大、たんぱく合成、ステロイドホルモン調節、細胞の呼吸サイクル、一部の細胞の過剰増殖の抑制などに関与し、肝機能亢進、解毒作用、免疫機能、血液循環、血管の健康、神経機能、筋肉の疲労回復などに効果を発揮すると考えられています。特に脳内では言語機能や知覚感覚に関係する神経伝達物質の生産を促進して集中力を高めたり、また筋肉を増強する際に生じる乳酸を減少させる働きがあり、強度のトレーニングからの回復を早め、持久力を高める働きに期待が持たれている成分です。
またジメチルグリシンは、ビタミンAおよびEと一緒に摂取することで、効果が高まるとも言われています。
成分分類
その他
適応
自閉症 前立腺肥大 運動能力の向上 頭痛 めまい 耳鳴り
注意事項
初期に悪心が起こることがありますが、これは当日の中で最も量の多い食後に服用することにより回避できるとされています。
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