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ポイント!
クリンダマイシンはウサギヤハムスターには有毒。絶対に投与しないでね。
人気商品!外傷による炎症、歯周病、骨髄炎など、幅広い感染症に対して抗菌作用を持つ抗生物質。イヌ、ネコ共用です。アンチローブのジェネリック薬。
バイオクラン経口液 (塩酸クリンダマイシン) (20mL)
Bioclan (Clindamycin) - 25mg (20mL)
販売価格(税込): 1480 円
オリジナル商品名 : アンチローブ
製薬会社名 SAVA Healthcare Product
適応症状 :
軟部組織感染症 歯牙感染 骨髄炎
商品紹介 :
炎症は傷口などから細菌が侵入することによって起こります。治療せずに放置しておいたり、治療が遅れた場合は感染がほかの部位にまで広がることもあり、骨にまで達すると骨髄炎を引き起こします。
バイオクラン経口液はクリンダマイシンを有効成分とした抗生物質で、特に皮膚表面、粘膜面、口腔、腸管などに恒常的に存在し、内因性または自己感染を引き起こす原因となる嫌気性菌に対して抗菌作用を発揮します。
嫌気性菌は生存に空気(酸素)を必要としない細菌で、この嫌気性菌が原因となって起こった感染症は、組織の壊死、悪臭、膿瘍形成などを伴うことが多く、ほとんどが慢性的で難治性です。
バイオクラン経口液は、イヌにもネコにも投与できる抗生物質ですが、適応範囲が異なるので使用の際は注意してください。
使用方法 :
※下記はバイオクラン経口液 使用のガイドラインです。正確な使用量・使用期間に関しては獣医師の指示に従ってください。
イヌ
創感染、膿瘍、歯性感染症: 1.25-7.5mg/kg (体重5kgごとに1-6mL) を12時間毎に経口投与
骨髄炎: 2.5-7.5mg/kg (体重5kgごと2-6mL) 体重12時間毎に経口投与
ネコ
創感染、膿瘍、歯性感染症: 2.5-7.5 mg/kg (体重2.5kgごとに1-3mL) を症状の重さにより24時間毎に経口投与
- この薬の説明書(日本語訳)はこちら
- 商品名 バイオクラン経口液
成分:
1mLにつき塩酸クリンダマイシンUSP
クリンダマイシンに準ずる 25mg
賦形剤
イソプロピルアルコール
説明:
バイオクラン経口液はクリンダマイシンの含水塩である塩酸クリンダマイシンを含んでいます。クリンダマイシンはtreptomyces lincolnensisに由来するリンコマイシン系抗生物質です。
臨床薬理学:
薬力薬理
クリンダマイシンは好気性、嫌気性の細菌性の病原体に広い範囲で使えるリコマイシン系抗生剤の抗菌剤です。クリンダマイシンは静菌性の化合物でリボゾームの50Sサブユニットに結合することによって細菌のたんぱく質合成を阻害します。結合した面はリボゾームの50Sサブユニットの中に出現し、リボゾームの特定の区分にある可溶性RNAで起こり、アミノ酸とこれらのリボゾームが結合することを阻害します。クリンダマイシンは阻害物質がある細胞壁と異なり、細胞より小さい分子のリボゾームのレベルで一時的にたんぱく質合成ができない異変を起こさせます。
薬物動体
塩酸クリンダマイシンはイヌやネコの胃腸ですばやく吸収されます。
クリンダマイシンの血清中濃度は、12時間毎の5.5mg/体重の経口投与、24時間毎の11mg/体重の経口投与で保つことができます。
血清中濃度が最も高くなるのは、平均でクリンダマイシンを経口投与後75分後となります。イヌの血清中濃度におけるクリンダマイシンの排出半減期はおよそ5時間です。イヌへの数回の経口投与後では、生物活性の蓄積はみられません。
塩酸クリンダマイシンの動物と人へ経口投与による広範囲の調査では、新陳代謝と排泄への変化はなく、生理活性と生理不活性新陳代謝は尿と排泄物に排泄が見られます。ほとんどすべてのクリンダマイシン投与後に血清にみられた生理活性は、親分子であるクリンダマイシンによるものです。
効能:
バイオクラン経口液(イヌとネコに使用)は次の感染症に使用してください。
イヌ: 皮膚感染症(傷、膿瘍)、深い外傷と膿瘍、歯性感染症、骨髄炎
ネコ: 皮膚感染症(傷、膿瘍)、深い外傷と膿瘍、歯性感染症
使用方法
イヌ
創感染、膿瘍、歯性感染症: 1.25-7.5mg/kg (体重5kgごとに1-6mL) を12時間毎に経口投与
骨髄炎: 2.5-7.5mg/kg (体重5kgごと2-6mL) 体重12時間毎に経口投与
ネコ
創感染、膿瘍、歯性感染症: 2.5-7.5 mg/kg (体重2.5kgごとに1-3mL) を症状の重さにより24時間毎に経口投与
禁忌:
バイオクラン経口液は、クリンダマイシンまたはリコマイシンを含んだ調剤に過敏症の既往歴がある動物には使用しないでください。消化器官に対する副作用が起こりうるため、ウサギ、ハムスター、モルモット、ウマ、チンチラ、反芻動物(ウシ、ヒツジ、ヤギなど)には使用しないでください。
注意と警告:
子供の手の届く場所に保管しないでください。人間用ではありません。
妊娠しているメス、繁殖用のメス・オスのイヌ、ネコに対する安全性は確立していません。
副作用:
時折嘔吐や下痢の副作用がみられます。
薬の相互作用:
塩酸クリンダマイシンは神経筋を遮断する性質があることが認められています。このため、ほかの神経筋遮断薬の効果を高めさせる可能性があります。この種の薬を使用している動物へのバイオクラン経口液の使用には注意してください。
保管:20度~25度に保たれた環境でで管理してください。
容量:20ミリリットル入り 薬投与のスポイト付
最終編集:2017年1月
獣医用 人体には使用しないでください。動物の治療用。
製造元
SAVA HEALTHCARE LIMITED
507-B to 512, G.I.D.C Estate, Wadhwan City-363035
Surendranagar, Gujarat, INDIA