レベチラセタム Levetiracetam
成分説明
神経伝達物質放出の調節にかかわる脳のシナプス小胞タンパク2A(SV2A)と特異的に結合することで、抗てんかん作用を発揮。さらに、カルシウムチャネルを阻害するなどして、脳神経の興奮を抑えます。
一般的な抗てんかん薬と作用点が異なり、GABAA/B・ベンゾジアゼピン受容体やグルタミン酸受容体あるいはイオンチャネルと結合しません。人間に対しては耐用性が高く、また効果的な比較的新しい抗てんかん薬です。
吸収がよく、代謝も素早く行なわれ、イヌでの半減期は3-4時間とされています。さらに顕著な肝代謝がないだけでなく、多くは未変化のまま尿中に排泄され、残りは加水分解によって代謝されます。イヌおよびネコにおいて効果が得られるようです。
成分分類
抗てんかん薬
適応
てんかん
副作用
軽い鎮静、流涎、嘔吐
注意事項
医師の指示どおりに投与してください。勝手な判断で急に投与をやめた場合、重いけいれん発作を起こすおそれがあります。また投与し忘れに気を付けてください。
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